堂本光一「多分お前らにはわからん!(笑)」フェラーリ愛が強すぎて…ファンに笑顔で毒舌!?

KinKi Kidsの堂本光一が6月24日(月)に行われた、映画『フェラーリ』の先行上映会イベントに登壇。本作は、元レーサーにしてカーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させたエンツォ・フェラーリの波乱と激動の1年(当時59歳)を描いた実話。堂本は本作への熱い思いや、“痺(しび)れた”というほど感動したシーンを明かした。さらに、意外な資格を持っていることを告白!?

◆堂本光一「だってフェラーリ興味ないでしょ!?(笑)」

F1やフェラーリ好きで知られる堂本光一は、本作の“宣伝アンバサダー”ならぬ“宣伝コメンダトーレ”として登場。コメンダトーレ(社長・騎士団長)とは、レーサーやエンジニアがエンツォ・フェラーリに対して親しみと敬意を込めて呼んだ愛称のこと。

MCから本作を観た感想を聞かれた堂本光一は「ちょっと見渡していいですか?」と客席全体を眺めた。本イベントには多くの“堂本光一ファン”が集まっており、「どれぐらいが自分のファンの方かわかりませんけど…多分お前らにはわからん!(笑)」とぶっこみ、笑いを誘った。大きな拍手が起こったが、堂本は「拍手じゃないの!(笑)だってフェラーリ興味ないでしょ!?(笑)」とまたもやファンをいじり、その愛のある毒舌ぶりに笑いが起こった。

堂本は「ワクワクして観たんですけど、ちょっと想像とは違った内容ではありました。フェラーリって聞くとすごくきらびやかで、常にレースでも強くて。そういった世界をイメージなさると思います。でも、決してそれだけではないよというところが…実話として描かれているので、皆さんびっくりするんではないかな」と本作の感想を語った。さらに、「でもそういった、築いてきた上で、今のフェラーリがあるんだよということを学んでもらえると思います」とアピールした。

◆意外な資格が…

堂本が乗っている車は『フェラーリ430スクーデリア』。その愛車について「おかげさまで(笑)愛がゆえにね」と満面の笑みを浮かべた。愛車のこだわりを聞かれると「乗るとだいたい嫌がられる(笑)」と告白。「鉄板むき出しですから。溶接の…僕、鉄を溶接する資格持ってるんで。溶接の痕でうまいか下手かわかるんです(笑)」と意外な一面を披露し、笑いを誘った。そして、堂本の愛車であるフェラーリは「エンジンの振動もくるし、乗るのは気合いがいる車です」と答えた。

◆堂本光一「僕とは共感できません!(笑)」

最後に、楽しみにしている観客に堂本からメッセージが。「ちょっと皆さんが想像している映画とは違うかもしれません。エンツォ・フェラーリのすごく人間的な部分も描かれているんです。そういった部分も含めて、何かに情熱を捧(ささ)げていくことに視点を置いてみたりとか、“車よくわからないよ”っていう人も、車の素晴らしさ、美しさ、音の良さが、映画を観てすごく伝わる部分があると思います」と熱くアピール。

さらに、「(映画の)最後の方かな?レースしてる時にフェラーリが連なって走っているところがあるんですよ!そこ痺(しび)れますから!そこで痺(しび)れない人は僕とは共感できません!(笑)」と笑いを誘い、「だけど、衝撃なシーンがあったりもしますから、楽しんでいただければいいなと思っております」と笑顔で呼びかけ、イベントを締めくくった。

映画『フェラーリ』
7月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

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