え、踏んでない!?フリーマン、バット粉砕→内野安打で「つま先w」 チャレンジで判明した“絶妙すぎる一歩”の瞬間

【MLB】ホワイトソックス 0−3 ドジャース(6月24日・日本時間25日/シカゴ)

ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したホワイトソックス戦で、3番フリーマンがショートへの当たりを全力疾走で内野安打としたが、リプレーを見るとフリーマンの足は一塁ベースを踏んでいないことがわかった。

【映像】際どすぎる一塁到達の瞬間

すかさずホワイトソックスがチャレンジを要求したところ、判定は変わらずセーフに。スロー映像をよく見ると、ベースを踏んでいないフリーマンの右足のつま先がわずかに……!?

ドジャースは初回、大谷が空振り三振に倒れるなど剛腕左腕クロシェの前に二者が倒れる。2死走者なしで打席に入ったフリーマンも2球で追い込まれたが、3球目に来たインコース高め、98.3マイル(約158.2キロ)のストレートを振りに行く。しかし、ボールに当たった瞬間、フリーマンのバットは音を立てて粉砕。球場からは「オー!」と驚きの声があがった。

打球は三遊間に転がったが、一瞬サードとショートが譲り合った形となり捕球が遅れたため、送球より早くフリーマンは一塁を駆け抜けセーフに。しかしスローリプレーを見ると、フリーマンが最後に伸ばした右足はベースにわずかに届かず踏んでいないことが明らかに。リプレーが流れた瞬間、実況席には「あ!踏んでないわ」「踏んでないですねえ」の声が上がった。

当然ホワイトソックスはチャレンジを要求。解説を務めた元メジャーリーガーの西岡剛氏も「空足っぽい」と“最後の一歩が空振りした”ようだと語った。ところが、さらにリプレーをよく見ると、最後の一歩を踏み込んだあと、つま先を一塁ベースに押し付けるように触れているようにも見える。やや長引いた審議の結果、判定は覆らずセーフとなった。

微妙すぎるプレーに判定結果を待つファンも息を飲んだが、改めてセーフの判定が下ると「おぉ助かったなw」「ツマ先っちょ」「塁はちゃんと踏まんとなw」と珍しいプレーを楽しむようなコメントが相次いでいた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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