「昭和25・平成12・令和18」←コレさえ覚えておけばOK! 西暦から和暦の変換方法教えます

西暦から和暦、和暦から西暦へ変換する「計算方法」とは?

「昭和50年は西暦何年?」と、急に質問されて即答できますか? 筆者は戸惑ってしまいます。ビジネス書類などをはじめ、我々の生活の中で“年”の表記はまちまちで、西暦でいうと何年だったかしら.....と考えるシーンも多々発生します。そこで今回は「西暦→和暦」「和暦→西暦」を瞬時に計算する方法を昭和・平成・令和それぞれで調べてみました。

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■昭和の計算方法「キーナンバーは25」

昭和は1926年(昭和元年)~1989年(昭和64年)です。「西暦の下2桁から25を引く」と和暦の年を出すことができ、逆に昭和の年から25を足すと西暦の下2桁を出す事ができます。【例】1975年を昭和に変換する場合は75-25=50(昭和50年)、昭和50年を西暦に変換する場合は50+25=75(1975年)。

■平成の計算方法「キーナンバーは12」

平成は1989年(平成元年)~2019年(平成31年)です。平成は1900年代から2000年代をまたぐ年号ですが、計算方法は「西暦の下2桁に12を足す」と平成の年が分かります。2000年より前の1900年代を計算する時も同様です。逆に、平成から西暦を出すには12を引くと下2桁が分かります。平成の年号が12より小さい場合は引ききれずマイナスになるので2000年からその数を引くことで西暦が分かります。【例】2013年を平成に変換する場合は13(下2桁)+12=25(平成25年)、平成25年を西暦にする場合は25-12=13(2013年)です。平成5年を西暦に変換する場合は5-12=-7なのでさらに2000から7を引き1993年。

■令和の計算方法「キーナンバーは018(れいわ)」

令和は2019年~です。令和の計算方法も昭和・平成と同様に西暦の下2桁から“ある数字”を引く事で令和の年が分かります。その数字は元号の計算をする上で最も覚えやすいと言われる“18”です。018(れいわ)と語呂が良い事から、SNSなどでも度々話題になっています。【例】2024年を令和に変換する場合は24-18=6(令和6年)、令和6年を西暦に変換する場合は 6+18=24(2024年)。

ちなみに明治(1868年~1912年)の和暦を出すには西暦の下2桁に33を足す、大正は下2桁から11を引くとそれぞれ計算する事ができますよ。

(取材・文=濱田象太朗)

※ラジオ関西『clip火曜日』2024年6月25日放送より

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