入試の内申書で「欠席日数」の欄を廃止 学校を休んではいけない”精神的重圧”軽くできるか 岐阜県の公立高校

岐阜県の公立高校は来年3月に実施される入試から、内申書にあった「出欠」に関する欄を廃止することになりました。

これは、生理休暇や親の世話など、生徒本人の責任ではない欠席に対する配慮を求めた文科省の通知に基づいて決定されたもので、県教委によりますと、来年3月の公立高校の入試から合否判定に影響する内申書には、欠席日数やその理由が書かれる出欠に関する欄がなくなります。

これにより、不登校の生徒についても欠席数などが合格者選抜の材料となることがなくなり、結果として学校を休んではいけないという精神的重圧や将来への不安を軽くすることにもつながるものとみられています。

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