最下位の西武が2日連続で“補強” 21年12HRの松原聖弥を獲得 2軍で打率.317の牧野翔矢を支配下登録 打線強化つながるか

【画像】松原聖弥とトレードで巨人へ移籍となった若林楽人

ここまで20勝46敗勝率.303でパ・リーグ最下位の西武が2日連続で動きをみせています。

24日には、1年目に44試合で20盗塁をマークした若林楽人選手を放出し、巨人から21年に12本塁打を放った松原聖弥選手を獲得。翌25日には育成契約だった牧野翔矢選手を支配下登録しました。

29歳の松原選手は16年のドラフト会議で育成5位で巨人に入団。18年には支配下登録されると、20年7月に1軍デビュー。同年86試合に出場し、打率.263、3本塁打、19打点、12盗塁をマークしました。

さらに翌年にはキャリアハイとなる135試合に出場。打率.274、12本塁打、37打点、15盗塁を記録しています。

また牧野選手は、18年ドラフト5位で西武に入団。22年に1軍デビューしましたが、6月に右肘をトミー・ジョン手術すると同年11月に育成契約となりました。それでも23年に実戦復帰すると、今季は2軍で19試合に出場。ホームランこそありませんが、打率.317、6打点と結果を出し、支配下登録を勝ち取りました。

ここまで66試合を終え、チーム打率.201、総得点148と12球団ワーストとなるなど苦しい戦いが続いている西武。果たして松原選手の加入や牧野選手の支配下登録が打線強化につながり、浮上のきっかけをつかむことができるか注目されます。

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