【POG】2歳戦独断評価 将来性満点!注目のエリキングが好発進

大物感あふれる勝ちっぷりを見せたエリキング

 22、23日の東京、京都、函館を舞台に2歳新馬戦が計7レース行われ、日曜京都5Rでは今年のPOGで屈指の人気&注目を集めているエリキングが1番人気に応えて快勝した。重馬場でラスト2Fは11秒5→11秒3の加速ラップを記録。残り300m付近で左手前に変えてからのフットワーク、余裕を持った勝ちっぷりに将来性の高さ(今シーズン初の星5)が表れており、鞍上の川田も「順調に育っていってくれたら」と期待を込めた。

先週の新馬勝ち馬評価一覧

エリキング(牡、父キズナ、栗東・中内田)

日曜京都5R・芝1800m、川田「順調にここまで進んできて、レース自体もいい内容でした。勉強ができる競馬ができましたし、この後も順調に育っていってくれたら」(レース評価A、★★★★★)

モンドデラモーレ(牡、父ワールドエース、美浦・千葉)

土曜東京5R・芝1800m、杉原「落ち着いてスタートを切れて、いいポジションで競馬をすることができました。最後はこちらの指示に従って抜け出してくれたし、やりたいことはできました。抜け出す時の脚は速く、いいものを持っています」(B、★★★★)

サトノカルナバル(牡、父キタサンブラック、美浦・堀)

土曜東京6R・芝1400m、レーン「レース前から新馬と思えない落ち着きでした。レース中もそうですが、賢い馬ですね。センスも見せてくれたし、能力があります。千四も問題ありませんでした。強い勝ち方でしたし、間違いなくポテンシャルは高いです。これからも楽しめる馬だと思いますよ」(B、★★★★)

ラプラーニュ(牝、父モーリス、栗東・渡辺)

土曜京都5R・芝1400m、松山「調教に乗って、しまいに脚を使えそうだったので、ためる競馬を。しっかりと反応していい脚でした。千四ぐらいが良さそうです」(C、★★★★)

ジョリーレーヌ(牝、父モーリス、美浦・大竹)

日曜東京5R・芝1600m、石川「返し馬でテンションが高くて心配になったけど、いい勉強になると思って振り切った競馬をしました。スローペースでも我慢してくれたし、最後はいい瞬発力を発揮してくれました。いい内容の競馬だったと思います」(C、★★★★)

カルプスペルシュ(牝、父シュヴァルグラン、栗東・石坂)

土曜函館5R・芝1200m、鮫島駿「センスが良かったですね。調教の時からセンスが良さそうだと思ったし、いい競馬をしてくれました。ここの千二を勝ったのだから、次は函館2歳Sになるかと思いますが、無事に行ってほしいですね」(C、★★★)

ヤンキーバローズ(牡、父エピファネイア、栗東・上村)

日曜函館5R・芝1200m、岩田康「確実に勝てて良かったです。抜け出して遊ぶような面を見せたりしていたので、いろいろな面でこれから成長してくると思います。伸びしろは大きいですね」(C、★★★)

(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)

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