「プレモル」缶に東北の夏祭り描く 東北芸術工科大の学生がデザイン

東北6県の夏祭りが描かれた缶

 サントリー東北営業本部は25日、東北6県の代表的な祭りを缶にあしらったビール「ザ・プレミアム・モルツ 東北祭デザイン缶」を発売する。東北芸術工科大(山形市)に通う各県出身の6人がデザインした。

 同大が担当するのは今年で4回目。1本の缶の中に「青森ねぶた祭」「仙台七夕まつり」など六つの祭りをちりばめた。
 「山形花笠まつり」は山形市出身でグラフィックデザイン学科4年の結城里美さん(21)が描いた。躍動する踊り子を、上から見下ろす大胆な構図。「ビールを飲み、親しい人と楽しい時間を共有してもらいたい」と話した。

 山縣哲東北営業本部長は「『プレモル』と祭りはハレの日という点で共通点がある。ビールでより楽しんでもらいたい」と語った。
 デザイン缶は、東北6県で限定販売される。

「山形花笠まつり」のデザインを描いた結城さん

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