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宮城県白石市特産の「白石和紙」を使った絵手紙に挑戦する授業が21日、白石一小であった。6年生53人が取り組んだ。
元小中学校の教員で、白石和紙の作品を手がける佐藤裕子さん(61)=白石市=が指導。はがきサイズの和紙に筆を使った書き方を教えた。6年生は「ふるさと」をテーマに白石温麺や白石城、こけしを描いた。
白石城を題材にした佐藤陸王(れお)さん(12)は「和紙の特徴を生かして(絵の具が)薄く紙に透けていくように工夫できた。石垣の部分はうまく描けた」と振り返った。
作品は7月14日に同市の寿丸屋敷で始まる「白石和紙 絵てがみ展」で紹介する。絵てがみ展には、市内全域の小学6年と中学2年の児童生徒計約500人の作品が出品される。