“赤潮警報” 長島町沖八代海で養殖ブリ2万4000匹が被害に

赤潮警報が発表されている長島町沖の八代海で、養殖ブリ2万4000匹の被害が確認されました。

長島町沖の八代海では、毒性の強い有害プランクトン「シャットネラアンティーカ」と「コクロディニウムポリクリコイデス」による赤潮が確認されていて、鹿児島県は今月10日、赤潮警報を発表しています。

年間およそ220万匹の養殖ブリを出荷している東町漁協では、今月24日までに2万4000匹の被害が確認され、被害額は3484万円に上っているということです。

漁協は、監視体制を強化するほか赤潮防御剤を撒くなどの対応をとっていて、県でも現地調査などを行っています。

八代海では2010年に、赤潮の発生により過去最高の37億円の被害が出ました。



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