愛知・妻子3人殺害 父親の被告が初公判で起訴内容認める 弁護人は「犯行当時、妄想性障害で心神耗弱」と主張

妻と子どもの3人を殺害した罪に問われている父親は、初公判で起訴内容を認めました。

田中大介被告(44)は2022年、愛知・扶桑町の自宅で妻の智子さん(当時42)の首を絞めて殺害したあと、犬山市に止めた車の中で、長女・千結さん(当時9)と長男・十楽くん(当時6)の首を絞めるなどして殺害した罪に問われています。

初公判で、田中被告は起訴内容を認めましたが、弁護人は「犯行当時、妄想性障害で心神耗弱だった」と主張しました。

検察側は、「智子さんが離婚のために自分のスマホの情報を抜き取っていると思い込み、口論になって殺害した。子どもたちに『人殺しの子はつらいよね』と聞き、『一緒に死ぬ』と言ったため殺害した」などと指摘しました。

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