アニメ『転生したらスライムだった件』開国祭に向けたリムルとミョルマイルの悪巧みとは?「悪友みたいな関係で好き」

アニメ『転生したらスライムだった件』の第60話(第3期12話目)『開催準備』が6月21日に放送された。ヒナタ達の戦いが終わり、開国祭の準備で大忙しとなるテンペストの住人たち。各国への招待状をしたためるリグルド、研究発表のため開発に邁進(まいしん)するベスター。シオンもなにやら秘密の企画を準備中。そんな中、シュナがイングラシアに連れて行って欲しいとリムルに頼む。目的は凄腕のパティシエにして、リムルと同じ世界から転移して来た吉田氏の勧誘だった。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆開国祭に向けて、各地を飛び回るリムル

国を挙げての大規模な祭り「テンペスト開国祭」の日にちが決定し、テンペストの住人はその準備で大忙し。そして、幹部たちも何かしらの企画を発表することに。ガビルとベスターは回復薬の展覧会、ヴェルドラは鉄板焼きの店、シオンも何かしら計画を立てているらしい。

そんな時、突然シュナが「私をイングラシア王国に連れて行って欲しいのです」と懇願する。その目的は、リムルと同じ世界から転移してきた凄腕のパティシエ・吉田の勧誘だった。イングラシアに赴いたリムルとシュナは吉田を説得するが、お世話になったイングラシアを離れるわけにはいかないと拒否。「どうしてもって言うなら俺を納得させるだけの腕を見せてみやがれ!」「もしも俺様を満足させる料理を作れるなら、考えてやらんでも、ない」と挑発するため、シュナは厨房(ちゅうぼう)に向かった。シュナの卵焼きを食べた吉田は、そのおいしさに感動。開国祭に協力することを了承する。

そして、リムルも「俺もそろそろ何かしないとな」と今度はブルムンド王国に向かった。
その頃、ブルムンド王国では商人であり金貸しのミョルマイルが奴隷を使った店を開きたいという貴族・カザックと商談をしていた。森に隠れ住むエルフを奴隷にするという怪しい商談に不信感を抱いていた時、リムルがやってくる。カザックは商談を邪魔されたとリムルに詰めよるが、リムルに恩があるミョルマイルの怒りに触れ、カザックを追い出した。邪魔者がいなくなったリムルはミョルマイルにある相談をする。

◆開国祭で行う「武闘大会」の本当の目的とは…?

リムルの命でファストフード店の展開計画のため、店員の訓練を行なっているミョルマイル。リムルはその店員の中から優秀な5名に、ヴェルドラのやりたがっている鉄板焼き屋の手伝いをさせてほしいと依頼する。ヴェルドラと一緒だと店員が恐怖で仕事にならないという心配も、ヴェルドラに偽名を名乗らせることで解決することにした。

さらにおいしいものと温泉以外にも、何か観光スポットになるような、「国として目玉が欲しいなって思っててさ」と語るリムル。ミョルマイルは、今イングラシアで大人気の「武闘大会」を提案する。イングラシアの「武闘大会」では勇者マサユキという勇者が大人気で、ミョルマイルも彼のファンだという。

リムルはテンペストでも武闘大会を開くことを決意し、ミョルマイルに興行の運営を任せたいと依頼する。リムルは5万人規模のコロッセオを作りたいという。無料の立ち見席と貴族・金持ち向けの指定席を設けることで話題作りにもなり、さらに数万人規模の移動でテンペストの食事や文化の宣伝にもなるという計算、ではなくその場の思いつきでミョルマイルに提案。乗り気になったミョルマイルは、ついでにボロボロになった出場者で回復薬の宣伝を行うことや、国家事業として賭博(とばく)の運営をすることなどを提案。リムルはミョルマイルをヨイショし、彼に武闘大会の運営を一任することに成功する。

そしてリムルは祭りが終わったらミョルマイルにポストを与え、新たな臣下(しんか)にならないかと提案。ミョルマイルは「何がなんでもこの度の企画を成功させ、リムル様の臣下に加わりたいと存じますぞ」と頭を下げた。リムルの次の訪問先はフューズ。リムルは彼にブルムンド王とユウキへの開国祭の招待状を託す。リムルは去り際にミリムが来る事も伝え、焦るフューズを尻目にその場を立ち去った。

SNS上では「リムルとミョルマイル、悪友みたいな関係で好きなんよな」「リムルとミョルマイルくんの悪巧みは凄いおもしろかった」「もうお代官様と越後屋や」と、2人の悪巧みに対する視聴者の声が多く上がった。

『転生したらスライムだった件 第3期』
第61話(第3期13話目)は6月28日(金)よる11時15分より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。

画像提供:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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