大規模災害に備えて 通信事業者と県旅館ホテル生活衛生同業組合 宿泊に関する協定締結【高知】

大規模災害時に高知県内の通信環境の早期復旧を目指して、6月25日に通信事業者と県旅館ホテル生活衛生同業組合が宿泊に関する協定を結びました。

25日に高知市の城西館でNTTドコモ四国支社とNTT西日本高知支店が、県旅館ホテル生活衛生同業組合と災害時の宿泊施設などの提供に関する協定を結びました。

これは、NTTドコモが南海トラフ地震など大規模災害の発生時に基地局の復旧などのため県外から応援に入る作業員の宿泊場所を確保しようと協定の締結を呼びかけたもので、全国では3例目となります。

NTTドコモによりますと、能登半島地震では石川県で約300人の作業員が2か月半余り滞在し、述べ1万人泊が必要になったということです。

また、NTTドコモは25日に県旅館ホテル生活衛生同業組合へ最大10台の携帯電話を同時に充電できる災害対応充電器3台を寄贈しました。

組合ではこの充電器を災害時に宿泊者以外も利用できるように、今後加盟施設と協議するということです。

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