女性用下着の窃盗などの罪に問われた元警察官の男 初公判で起訴内容を認める

窃盗や性的姿態等撮影などの罪に問われている三重県警の元警察官の男の初公判が開かれ、男は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察は懲役3年を求刑しました。

起訴状などによりますと、三重県警の元警察官、土記拓也被告(34)は去年8月、鈴鹿市内で住宅の軒下に干されていた女性用の下着を盗んだほか、去年10月、名古屋市天白区内で、女性のスカートの中をスマートフォンで撮影した罪などに問われています。 25日に名古屋地裁で開かれた初公判で、土記被告は「すべて間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察は警察官という県民を守るべき立場にもかかわらず、繰り返し窃盗や盗撮に及んでいて、「卑劣、狡猾かつ常習的で極めて悪質な犯行」として懲役3年を求刑しました。 一方、弁護側は10人の被害者のうち8人と示談が成立しているなどとして執行猶予付きの判決を求めました。 判決は、7月4日に言い渡されます。

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