国交省、ダイハツ認証不正に関わる基準適合性の確認結果公表 「グランマックス」など3車種が基準不適合でリコールへ

by 編集部:椿山和雄

2024年6月25日 発表

国土交通省は6月25日、ダイハツ工業の不正事案に係る基準適合性の確認結果について、45車種・エンジン4機種の確認結果を公表した。

確認結果として、42車種・エンジン4機種について基準に適合していることを確認。2024年1月26日付けで型式指定を取消したダイハツ「グランマックス」トヨタ「タウンエース」マツダ「ボンゴ」(トラックタイプのみ)の3車種については、「後面衝突時における燃料漏れ防止の基準」に不適合であることを確認した。

国交省では、基準不適合であることが確認された3車種について、ダイハツ工業に対して速やかにリコール措置を実施するよう指導した。

国交省では、2023年12月にダイハツ工業より、型式指定申請における不正行為があったとの報告を受け、開発中の1車種を除き、不正行為が確認されたすべての車種(計45車種)・エンジン(計4機種)について、基準適合性の確認を行ない順次結果を公表してきたが、今回の結果公表ですべての車種の確認が終了した。詳細な確認結果については、国土交通省ウェブサイトに公開している。

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