やす子の過酷な幼少期「食事はパンの耳」「シャンプーで体操着洗濯」 進学諦め自衛隊へ

大人気のやす子

お笑いタレントのやす子(25)が過酷だった幼少時代を振り返った。

自衛隊出身芸人として大人気のやす子。24日放送の日本テレビ系「人生が変わる1分の深イイ話2時間SP」で、知られざる過去について語った。

やす子は2歳の時に両親が離婚し、母子家庭で育った。当時について「あまり家庭環境は良くなかった」と切り出し「母親は朝早くから夜遅くまで働いているイメージ。洗濯機がなかったのでシャンプーで体操着を洗ったり、パンの耳で過ごしていた夏休みは覚えてますね」と明かした。

さらに「友達に家庭環境が悪かったことを悟られたくないと思い明るく振る舞ってました」「これ食べたいのに~とか、お腹いっぱい食べたいなと思っていた時期があった」と振り返った。

高校卒業後、自衛隊に入ったのも、金銭的な事情のため。やす子いわく「就職しないといけない空気は小学生からわかっていた」そうで、いざ入隊が決まると「これでようやく好きなものが食べられる」と思ったという。

そんなやす子の夢は「子ども食堂を作ること」。自身も近隣にあった子ども食堂に助けられたそうで「今、子どもたちの中で『おなか減ってるなぁ』とか『いっぱい食べたいなぁ』っていう子にいっぱい食べさせてあげたい」と語った。

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