能登半島地震 2000年以前の耐震基準の建物で4割近くが全壊や半壊の被害 1981年以前の基準では約半数が全壊

2000年より前の耐震基準では、4割が全壊や半壊の被害を受けていたことが分かりました。

日本建築学会北陸支部が、能登半島地震で被害が激しかった輪島市と珠洲市、穴水町のあわせて9地区、約7000棟を対象に災害調査を行いました。

これまでに約5700棟の分析が終わり、1981年より前の旧耐震基準の建物では約半数が全壊となっていました。

新耐震基準の建物でも、2000年に改正される前の基準で建てられた家屋では、4割近くが全壊や半壊の被害を受けていたということです。

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