by 石井 一志
ペンタセキュリティ株式会社は24日、Amazon Web Services（AWS）が提供しているWebアプリケーションファイアウォール（WAF）サービス「AWS WAF」専用のマネージドルール「Cloudbric Managed Rules for AWS WAF」の新ラインアップとして、「Anonymous IP Protection」を提供開始すると発表した。
WAFを機能させるには、公開しているWebサイトに応じた「ルールセット」を適切に設定する必要があり、ユーザーが容易にWAFを利用できるよう、セキュリティベンダーが環境に応じたルールセットを準備し、マネージドルールとして提供している。
Cloudbric WMS for AWSも、そうしたマネージドルールのひとつで、今回は、さまざまなサイバー犯罪に悪用されているVPN、データセンター、DNSプロキシ、Tor、Relay、P2Pなどのような匿名通信ネットワークに対する統合的な検知・対応を目的とした、「Anonymous IP Protection」を新たに提供する。GeoIPを用いた攻撃、DDoS攻撃、ライセンスや著作権侵害などの脅威を事前に検知・対応することで、被害を未然に防げるとのこと。
