福大大濠出身PGの土家大輝が大阪へ移籍…今季はB2福島に所属「悔しさを糧に新たな目標に」

B1リーグの大阪エヴェッサは6月25日、B2リーグの福島ファイヤーボンズから自由交渉選手リストに公示されていた土家大輝と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

岡山県出身で現在24歳の土家は、173センチ72キロのポイントガード。福岡大学附属大濠高校から早稲田大学に進学し、同大2年次にファイティングイーグルス名古屋、3年次に島根スサノオマジックの特別指定選手としてプレー。2022-23シーズン途中から福島に加入した。今シーズンは27試合の先発を含む59試合に出場し、1試合平均8.6得点1.6リバウンド3.2アシスト3ポイント成功率37.9パーセントをマークした。

今回の移籍発表に際し、土家はファンやパートナー企業など福島の関係者への謝辞を述べつつ、「今回新たな道への挑戦を決めましたが、この選択を後悔しないために、昨シーズンの悔しさを糧に新たな目標に向かって精進してまいります。チームは離れることになりますが、これからも僕の挑戦を応援していただけるとうれしいです。そして、今後の福島ファイヤーボンズの成功も心から祈っています。2シーズン、本当にありがとうございました」とクラブ公式サイトを通じてコメントした。

そして、新天地となる大阪のファンへ向けて、土家と今野翔太ゼネラルマネージャーは以下のようにコメントしている。

▼土家大輝
「福島ファイヤーボンズから移籍してきました、土家大輝です。まず初めに、このような機会を与えてくださった磯村代表、今野GM、藤田HCをはじめとするクラブ関係者の皆さんに感謝申し上げます。B1という新たなステージでの挑戦になりますが『誰にも、どのチームにも絶対勝つ』という強い覚悟を持って全力で戦います。昨シーズンは、目指した目標に届かずとても悔しい想いをしました。その悔しさを、B1という大きな舞台で晴らせるよう精進してまいります。一緒に最高の景色を見ましょう!熱い応援をよろしくお願いいたします!」

▼今野翔太GM
「新たに土家大輝選手と2024-25シーズンの契約をいたしました。土家選手と面談をした時に、大阪エヴェッサでプレーする『とても強い覚悟』を感じました。プレーだけでなく土家選手のメンタリティは、大阪エヴェッサに必ず良い雰囲気をもたらしてくれることを確信しております。大阪エヴェッサの目指すアップテンポなバスケットボールのなかで、高確率のアウトサイドシュートを武器に土家選手らしいプレーを存分に発揮してもらえればと考えております。これから多くの経験を積み、日本を代表する選手へと成長することも期待しております。土家大輝選手が大阪エヴェッサで迎える2024-25シーズンにご期待ください!」

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