鈴鹿の地で再び“カズダンス”へ…57歳三浦知良がJFL鈴鹿に期限付き移籍「辞める選択は僕の中で無い」

日本サッカー界のレジェンド「キングカズ」こと三浦知良選手が、2年ぶりに三重県鈴鹿市のチームに帰ってくることになりました。57歳のカズ選手は、2024年6月25日、衰えることのないサッカーへの「情熱」を語りました。

25日午後2時、国立競技場。

三浦知良選手:
「辞める選択というものは僕の中でないので、どこでどういう風にこの情熱を出すか、表現できるかというものを考えて、やはりアトレチコ鈴鹿が今の中でベストじゃないかと」

「キングカズ」ことサッカー元日本代表の三浦知良選手(57)が、JFL「アトレチコ鈴鹿」に期限付き移籍することが決まりました。

カズ選手は、チーム名が変わる前の「鈴鹿ポイントゲッターズ」に所属していて、2022年には55歳259日でJFL最年長ゴールを決めています。

今回、鈴鹿に戻ってきた理由については…。

三浦知良選手:
「僕は鈴鹿の白子という所に住んでいたんですけど、白子に住んでいてもポルトガルのアゼメイスに住んでいても、ほぼやっていることは同じなので」

前回、鈴鹿にいた時の思い出は…。

三浦知良選手:
「学校訪問で何校か訪問したので、そういうこともまたできたら続けていきたいなと思っています」

カズ選手は、前回の鈴鹿在籍時にも小学校で子供たちに夢の大切さを語るなど、地元ファンの心を掴んできました。

三浦知良選手:
「子供たちが未来を作っていくと思いますので、子供たちと一緒にクラブが育っていってもらいたいのと、スポーツを通じて夢を追いかけるということの大事さを伝えていきたい」

スーパースターの復帰に、鈴鹿市民は…。

鈴鹿市民:
「僕は22歳ですけど、それでも全然体力とかなくてサッカーなんて全然できないので、57歳でそれはすごいなと思います」

来シーズンはプロ40年目をむかえるサッカー界のレジェンド・キングカズ。7月2日の練習からチームに合流する予定で、鈴鹿の地で再びあのカズダンスを見られる日が来ることになりそうです。

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