自身の携帯電話を対向車に投げつけ、ドアを傷付けたとして48歳の自衛官が逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、愛知県岡崎市に住む自陸上自衛隊・豊川駐屯地所属の自衛官・森優樹容疑者(48)です。
三重県警によりますと、森容疑者は6月12日、三重県亀山市関町の信号交差点で、右折しようと停車していた車に向かって、自身が運転する車の窓からすれ違いざまに携帯電話を投げ付け、運転席側のドアを傷付けた疑いが持たれています。
ドライブレコーダーの映像などから逮捕に至ったということで、調べに対し森容疑者は「他人の車に携帯電話を投げつけた事に間違いありません」と容疑を認めているということです。
被害を受けた車は23歳の女性が運転していて、森容疑者との間に面識はなく、運転上のトラブルもありませんでした。
警察が動機などについて、詳しく調べを進めています。
豊川駐屯地によると、森容疑者は3月から行方が分からなくなっていたということで「事実であれば誠に遺憾であり、隊員全員に対して自衛官としての責任を再教育し、再発防止に努めていく」とコメントしています。