「居場所を失うかもしれないのに」遠藤航の“6番補強は必要”発言に地元メディアは驚き!「エンドウですら守備的MFを獲得すべきと...」

ポジション争いのライバルを歓迎する発言は、現地でもやや驚きをもって受け止められたようだ。

来季から新たにアルネ・スロット監督が指揮を執るリバプールは、守備的MFの強化が注目されている。上位とタイトルを競っていくためには、新たな6番獲得が欠かせないとの声は後を絶たない。

様々なうわさが報じられるなか、遠藤航は『ABEMAスポーツタイム』で「報道を気にしない」としたうえで、「中盤の6番は獲ったほうがいいと思っている」とコメント。チーム内で6番の戦力となる駒が少ないことを指摘し、「僕の年齢を考慮しても、6番は別に獲ってもいいのかなと思う」と話した。

遠藤はチーム全体の強化につながるのであれば「大歓迎」としつつ、ポジション争いへの自信も表した。ただ、競争相手の獲得をむしろ望む発言とあり、リバプール専門メディアは注目している。

『This Is Anfield』は「エンドウですらリバプールは守備的MFを獲得すべきと発言」と報道。『Liverpool.com』は「居場所を失うかもしれない補強のヒントをエンドウが正直にスロットに提供」と、そのコメントを伝えた。

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Liverpool.comは「アレクシス・マカリステルがそのポジションでプレーできるとはいえ、リバプールが本当に来シーズンに競っていきたいなら、スロットは彼を自分が好むポジションに必要とするだろう」と報じている。

「ステファン・バイチェティッチはほとんど欠場だったので、試合勘を取り戻すには時間がかかる。それらの要因を踏まえ、さらにエンドウが30歳を過ぎていることを考えれば、クラブが新たな守備的MFに投資するのはほぼ不可避と思われる」

チームの強化を望み、そのうえで自身はポジション争いに勝つと自信を強調した日本代表キャプテン。その“提言”に、リバプールはどう動くのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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