【岡山理科大学】自然との共生を探るSDGsミニシンポ開催

約80人が参加したSDGsミニシンポ

自然との共生をテーマに岡山理科大学は、おかやま観光コンベンション協会と共催で6月22日、岡山市北区天神町の能楽堂ホールtenjin9で「SDGsミニシンポジウム」を一般公開により開催しました。約80人の参加者を前に、多彩な研究力を誇る理大の教員陣の中から、分野別に4人が登壇し、自然と上手に付き合いながら持続可能な社会をめざす方策を探りました。

理大開学60周年記念行事の一つで、開会に先立ち南善子副学長が「いかに人と自然がうまく協調して共存して地球環境を守っていくか。非常に難しい問題で簡単に答えが出るような問題ではないですが、このミニシンポジウムを通して自然との共生について少し考えていただける機会になればと思っています」とあいさつしました。

パネリストとテーマは次の通りです。
・「農地や交通を音で守る」(辻維周・研究・社会連携センター特担教授)
・「ワンヘルスの考えに基づく環境中の薬剤耐性菌調査」(畑明寿・生物医科学検査研究センター教授)
・「岡山県内の道沿いでも見られる珍しい直物」(東馬哲雄・自然フィールドワークセンター准教授)
・「西日本豪雨から学ぶ:次世代に伝えるべき防災の知恵とは?」(佐藤丈晴・生物地球学部教授)

シンポジウムに続いて、おかやま観光コンベンション協会が学会誘致をPRし、本学経営学部の森裕一教授も誘致例などを紹介しました。会場を岡山城のカフェに移して行われた交流会では、甲冑を身に着けて武将に扮する教員もおり、和やかな雰囲気で歓談しました。

あいさつする南副学長
真剣な表情で講演に耳を傾ける参加者
「農地や交通を音で守る」をテーマに講演した辻特担教授
畑教授は環境中の薬剤耐性菌調査について話しました
道沿いで見られる「オオバウマノスズクサ」などを紹介した東馬准教授
「災害はいくら対策してもまたやって来る」と話す佐藤教授
交流会の冒頭であいさつする平野博之学長

岡山理科大学

© ソーシャルワイヤー株式会社