福岡の3か月予報 平年より気温が高く 降水量は平年並みか多く 7月前半は梅雨末期の大雨に注意

ことしの夏も気温が平年より高くなる見込みです。福岡管区気象台が7月から3か月予報を発表し、十分な熱中症対策を呼びかけました。

福岡管区気象台によりますと、7月からのむこう3か月は気温が高く、降水量は平年並みか多くなると予想しています。

ラニーニャ現象が発生する可能性が高まることで、太平洋高気圧が北西にやや強く張り出し、高気圧の縁に沿って暖かく湿った空気の影響を受けやすい見込みです。そのため、九州北部は3か月を通して平年よりも高温になる予想で、7月前半は梅雨末期の大雨に注意が必要です。

また、気象台は26日以降、九州南部付近に停滞している梅雨前線が北上して前線の活動が活発になり、27日から28日にかけて、九州の広い範囲で大雨になる可能性があるとしています。

九州北部も大雨の可能性があるとして、気象台は今後の気象情報に注意してほしいと呼びかけています。

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