「後輩、上司から信頼されるよう努力したい」女性隊員も奮闘!県内レスキュー隊が救助技術を競う【岡山】

災害時の人命救助にあたるレスキュー隊。岡山県内の消防本部で活躍するレスキュー隊が、日頃の訓練の成果を競う大会が岡山市で開かれました。

ロープを使ってあっという間に壁を登っていきます。岡山市東区で開かれた大会には県内14の消防本部から選抜されたレスキュー隊員219人が参加。7つの種目で救助技術の安全性や正確性などを競いました。

最近は、女性隊員も増えていて、2024年は9人が参加しました。24年、2回目の挑戦、岡山市消防局の岡崎実桜さんは3人一組で長さ8メートルの煙道を通って救助する「ほふく救出」に出場しました。

(岡山市消防局 岡崎実桜隊員)
「競技自体は2回目で緊張したが、「ほふく救出」という競技を楽しむことができていい経験になった。後輩からも頼られるような先輩になりたいし、上司からも信頼されたい。自分がもっと成長できるように努力をしたい」

(岡山市消防局消防企画総務課 西岡栄治課長)
「現場で市民の安全安心を確保できるための技術力を養って、チームワークを培ってほしい」

大会で上位の成績を収め、岡山県代表に選ばれた隊員は7月、岡山市で開かれる中国大会に出場します。

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