神戸市西区の草むらで昨年6月、6歳の男児の遺体がスーツケースに入った状態で見つかった事件で、兵庫県警捜査1課と神戸西署は25日、傷害致死と死体遺棄罪で起訴された男児の叔父で被告の男(33)=神戸市西区=が親族の女性3人に乱暴した疑いが強まったとして、強制性交と強制わいせつの容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年6月19日夜から翌20日朝までの間、自宅で親族の女性3人を脅して性的暴行やわいせつな行為をした疑い。同課によると、容疑を否認しているという。
男は昨年6月19日、同居する甥の男児を鉄パイプで殴るなどして死亡させ、遺体をスーツケースに入れて自宅近くの草むらに遺棄したとして、神戸地検が今年4月に起訴した。