【インタビュー】緑仙、2ndミニアルバムにVTuberの本気「フェスに出たい。お遊びで音楽をやってると思われたくない」

バーチャルライバーグループにじさんじ所属の緑仙が2ndミニアルバム『イタダキマスノススメ』をリリースする。同作品にはリード曲「独善食」ほか、「Blowin’ Wind is blowin’」(2024年 ベガルタ仙台応援ソング)、「リコネクト」(JFN系列 全国33局ネット『AuDee CONNECT』火曜日テーマソング)など全7曲を収録。ロック&ポップなサウンド、自らのリアルな感情を込めた歌詞、そして多彩なエモーションを反映したボーカルを堪能できる仕上がりだ。

メジャーデビュー後、初の作詞にも挑戦。単独作詞と共同作詞によるリリックが『イタダキマスノススメ』に強い意思と彩りの豊かさを加えた。楽曲制作は加藤冴人とebaを中心に制作。全曲ロックサウンドに拘ったバンド感は緑仙ならではのものだ。

11月に自身初のソロライブツアー<緑仙 2nd LIVE TOUR「緑一色」>の開催も決定している緑仙の2ndミニアルバムは、「本気で音楽に取り組むことによって、VTuberの音楽に対する見え方が変わるといいなと思ってます。覚悟が決まったアルバムになりました」と語る意欲作だ。『イタダキマスノススメ』についてじっくりと話を聞いた。

◆ ◆ ◆

■どの曲も誰かの感情ではなくて■自分のことを書いてるんです

──緑仙さんは2024年1月26日に「しばらく配信お休み!無理!!!じゃあな!!!!!!!」と活動休止を宣言しました。これはやはり充電期間だったんですか?

緑仙:長めの冬休み、春休みをまとめていただいたという感じですね。ギターの練習だったり、あまりにも本を読んでなかったので、歌詞を書くためにも読書の時間もほしくて。メインの活動がYouTubeの配信なので、音楽をがんばりたいとは言え、インターネットやSNSを見ないと仕事にならないんですよ。だから毎日見ちゃうわけですけど、それってよくないじゃないですか(笑)。周りの仲間とも「インターネットをしばらく見ないだけで、体調がよくなった」とか「滝を見たり、キャンプとか行ったほうがいいね」みたいな話をよくするんですよ。以前は冗談だったんだけど、だんだんそうでもなくなってきて。自分のなかでも(2024年1月は)いいタイミングだったし、ちょっと休んでみようかなと。

──メンタルの健康のためにSNSやインターネットから離れる時期を作ったほうがいい、というのは一般的にもよく言われますよね。ネット依存気味だと難しいところもあると思いますが、緑仙さんはどうでした?

緑仙:完全に見ないのは無理でしたね。もともとは現実や学校が嫌でインターネットを始めたんですよ。一種の逃げ場みたいなものだったんですけど、今は逆になっちゃってて、現実が逃げ場になってて。もちろんお休みしたのはよかったと思いますけどね。歌詞もかなり書いてたんですよ。自主制作で作った楽曲は自分で歌詞を書いたんですけど、メジャーデビューしてからはやってなくて。長めの休みをいただいてる間もずっと書いてました。

──2ndミニアルバム『イタダキマスノススメ』収録7曲のうち、4曲は緑仙の単独作詞、3曲は共同作詞で。緑仙さんの言葉がしっかり込められた作品になってます。演奏陣にはバンドマスターの奈良悠樹さん(G)をはじめ、GLIM SPANKYの亀本寛貴さん(G)、cinema staffの三島想平さん(B)、ヒトリエのゆーまおさん(Dr)が参加。本格的なバンドサウンドもこの作品のポイントだと思います。

緑仙:前作「パラグラム」を経て、「やりたい音楽は? どういう目標がありますか?」とプロデューサーさんに聞かれたんです。もともと自分は伝えたいことが溢れているタイプで。最初は“伝えたいことをアウトプットする手段として、音楽ってすごく素敵だな”くらいの考えだったんです。それが変わってきたのが、初めてフェスに行ったとき。ずっと聴いていたバンドの音を生で浴びたときに“今日からがんばろう”と思ったし、すごく充実感があったんですよ。そういう感動って自分で足を運ばないと味わえないし、なかでもロックは直接的に伝わる音楽だなと思ったんですよね。あと、自分もフェスに出られるような人になりたいと思うようになって。“VTuberとしてフェスに出たい。お遊びで音楽をやってると思われたくない”という覚悟が決まったし、今回のミニアルバムにもその気持ちが出てるんじゃないかなと。

──オーディエンスとしてフェスに行ったことが転機になった、と。

緑仙:そうですね。ロッキン(ROCK IN JAPAN)だったんですけど、初めて行ったタイミングもだいぶ遅くて。地方に住んでいたので、フェスはもちろん、ライブハウスもなかったんですよ。なので初めて見たライブの衝撃はすごく大きかったです。

▲『イタダキマスノススメ』初回限定盤
──なるほど。今回制作はどのように進めていったんですか?

緑仙:自主制作で作ってたときと似たようなやり方なんですけど、歌詞や音を作る前に、自分の感情のメモを取りとめもなく書いたんです。最近あった良いこととか、“一生忘れてやらないぞ”みたいな腹の立つことまで、「何でもいいから書いてみて」と言われて。そのなかの強い感情を込められた言葉だったり、“これは歌詞にできそう” “共感してもらえそう”みたいなものを抜粋したんです。それをもとにして作った曲が多いですね、今回は。

──では収録曲について聞かせてください。1曲目の「独善食」はヘヴィな手触りのロックチューンです。

緑仙:自分は食事…食べることにすごく興味があって。最近はビュッフェが大好きなんですよ。まず一番高そうなお肉を食べ、マカロンを食べ、てんぷらを食べ…という感じで、サラダとかには触らないんです(笑)。でも人によってはちゃんとサラダから食べる人もいるし、本当に人それぞれで面白いなって。そのなかに“自分が普段考えていることや感情論みたいなものを混ぜ込んだ楽曲を作りたいです”って加藤(冴人 / 作曲編曲)さんに伝えたら、すごくヘヴィな曲が来ました。

──「独善食」のデモ音源を聴いたときの印象は?

緑仙:まさに“覚悟”って感じでした。加藤さんは自分がやりたいことを汲み取ってくれるし、欲しい音をくれるので、制作していて楽しかったですね。前作からご一緒させてもらってたんですけど、今回は直接やりとりすることが増えて。曲の制作やレコーディング、ジャケットのデザインもそうですけど、クリエイターのみなさんと関わらせていただいて、さらに密なコミュニケーションが取れました。

──緑仙さん自身の意向もさらに反映されている、と。「独善食」の歌詞には“承認欲求”みたいなテーマも込められていますよね?

緑仙:そうですね。“選ばれたい” “認められたい”という気持ちは誰にでもあると思っていて。それをビュッフェの食べ物に置き換えて歌詞にしてみたんですけど、書いてるときはつらかったですね。自分は“小説や映画を観て”とか、他の誰かの感情を歌詞にすることをやっていなくて。どの曲もそうですけど、誰かの感情ではなくて、自分のことを書いてるんです。普段からYouTube配信やラジオを聞いてくださってる方からすると、“いつも言ってることだな”みたいな内容もあるんじゃないかなって(笑)。歌詞を書いてる最中も自分自身のことや学生時代のことを思い出したりしてたので、たまに“あぁ…”って感じになっちゃって。「独善食」については、選ばれたいとか認めてもらいたいという気持ちは悪いことではないと思ってて。ただ“選ばれなくても大丈夫だよ”というところも込めているので、ちょっとでも伝わるといいなと思います。

──確かに“選ばれる”ということを重視し過ぎると人生つらいですからね。自分の価値を他人の判断に委ねてしまうというか。

緑仙:そうですよね。でも、自分の中に幸せの指標を作るのも、すごく難しいと思うんですよ。誰かが作った基準、“これが良い”とされているものに乗っかれたら、それはそれでラクだろうし。特にインターネット社会では、“これが自分の幸せだ”ってものを見つけるのは大変だなって気がします。

■自分のなかで最大限のかわいい声です(笑)■もともとアニメソングを歌うのも好きなので

──2曲目の「なんでですか?」は、まずタイトルがすごくキャッチーで。

緑仙:確かに(笑)。今回のアルバムに入ってる曲の歌詞は、スタッフの皆さんと「このフレーズのニュアンスは変えたほういいかも」みたいなやりとりをしながら進めたんですけど、「なんでですか?」はそのままOKだったんです。自分でもビックリするくらいバーッと書けたし、勢いのある歌詞だなって。「なんでですか?」は自分の口癖なんです。マネージャーさんに「緑仙の口癖って何かな?」って聞いたら、「“なんでですか?”ってよく聞かれますね、いい意味で」って(笑)。気になること、納得できないことをグッとこらえることで円滑になるコミュニケーションもあると思うんですけど、そうやって自分の感情を押し殺してしまうのはもったいないなって。せめて歌のなかでは“僕の声をどうか聞いてくれ”って強い気持ちを込めようと思い、この歌詞を書かせていただきました。

──歌にもしっかり感情が乗ってますよね。

緑仙:レコーディングのときも大盛り上がりでした(笑)。この曲も加藤さんが作ってくれたんですけど、Aメロ部分にメロディが入ってなかったんですよ。ガイドのメロディも入ってなくて、「ここは好きに歌ってください」って。「どれだけ文字を詰めてもいいし、逆に抜いてもいいし、緑仙さんにお任せします」と言われたので、「じゃあ詰めます!」と。レコーディングの日に加藤さんが来てくれたんですけど、その場で歌ったら「いいじゃん」って言ってくれました。

──素晴らしい。続く「友達代表宣言」は、結婚する友達に対する気持ちを描いたポップチューン。

緑仙:“最近、幸せだったことって何だろう?”って考えたときに、友達が結婚したことだなと思って。周りの人たちが結婚する第一波が、今ちょっとずつ来てるんですけど、自分の仲がいい人や身内が幸せそうにしているのはいいことだし、それが自分の幸せにもつながってるというか。ただ心のどこかで“家庭ができるってことは、僕と遊んでる暇なんてないってことか”という感じもあって(笑)。そんな思いも伝え方によっては可愛くなるんじゃないかと思って、“これからも遊んでよ”という気持ちを明るいメロディーに乗せて書いたのが「友達代表宣言」ですね。

──「これからも麻雀やってよね」みたいな(笑)。この曲は緑仙さんの音楽制作に欠かせない、ぼっちぼろまるさんとの共作です。

緑仙:今回は“初めまして”のクリエイターさんも多かったんですが、ぼろまるさんは昔からつながりがある方で。この曲に関しては、お互いの結婚観とかも話しながら作っていただきました。リスナーさんにも意見を聞いたんですよ、そういえば。「もし恋人ができてデートしているときに、僕が“重大発表!”とかってライブ配信を始めたらどうするの?」って聞いたら、「配信見るに決まってるんじゃん!」という人がけっこう多くて。それが最近の価値観なのかなって思いましたね。恋人や結婚する人とは趣味も分かち合いたいという人も多いみたいだし。

▲『イタダキマスノススメ』通常盤
──「しあわせクッキー」は、“クッキーを焼けるくらい広いキッチンの部屋に住みたい”という緑仙さんの願望がそのまま歌になっていて。

緑仙:ラジオとかでも散々話してることなので、曲名を発表したとき、「ついに歌になった!」というリアクションがたくさんありました。具体的に言うと平屋の3LDKで猫2匹、クッキーを焼くためのオーブンを置けるキッチンがあって、何ならクッキー屋さんになる!っていう(笑)。猫2匹はクリアしてるので、次はおうちですね。今住んでいるところはオーブンを置くスペースがないんですよ。オーブンを床に置いてクッキーを焼いても味は変わらないんだけど。

──そりゃそうですね(笑)。

緑仙:つらいときでも幸せなときでもクッキーの味は変わらないんで (笑)。すごくつらいときも自分のためにクッキーを焼ける状況にしておきたいという気持ちがあるんでしょうね、たぶん。この曲もぼろまるさんと一緒に作ったんですけど、「自分のために焼くクッキーっていいね」って賛同してくれて。ぼろまるイズムも入って、いい歌詞になりました。

──メロディも幸せいっぱいな雰囲気ですよね。ボーカルもすごくキュートで、“こういう歌声も持ってるんだな”と思いました。

緑仙:自分のなかで最大限のかわいい声です(笑)。もともとアニメソングやキャラクターソングを歌うのも好きなので、わりと出しやすかったですね。

──5曲目の「Blowin’ Wind is blowin’」は、2024年ベガルタ仙台応援ソング。緑仙さんが愛してやまないベガルタ仙台は、今年30周年のアニバーサリーイヤーなんですね。

緑仙:そうです! 「WE ARE YOU」(2023年ベガルタ仙台応援ソング)に続いて、今年も応援ソングを任せていただけて、さらに気合いを入れて作りました。「WE ARE YOU」は“行け!”という感じで強めに背中を押すような気持ちで制作したんですが、「Blowin’ Wind is blowin’」はサポーターとして自分が見ている景色や選手のみなさんへの気持ち、“皆さんは我々の希望で誇りである” “勝てばうれしいし、負ければ悲しい。一心同体です”という思いを込めたくて。自分たちにできるのは応援だけなので、それが追い風になってほしいという、すごく純粋な応援ソングになりました。

──歌声からも強いパワーを感じました。サウンドやメロディに引き出されたところもあるんでしょうか?

緑仙:それもあると思います。前回の「WE ARE YOU」よりもスローテンポなんですが、個人的にはこっちのほうがチャント(サッカーの応援歌)らしいと思っていて。30周年という節目でもあるし、ベガルタ仙台の歴史を振り返ったり、重みを感じてもらえるような曲にしたかったんです。そういう気持ちがボーカルに乗っていたらいいなと思うし、サポーターのみなさんにも“おお!”と思ってもらえたらうれしいです。

──ベガルタ仙台もがんばってますからね。

緑仙:(J1昇格)圏内です! とにかく試合がすごくいいので、見ていて楽しいんですよ。

■音楽は食事と同じくらい大事なもの■“今から食べ始めるよ”って気持ちを込めて

──「Reject it now!」はエモーショナルなロックナンバーです。“ハッピーエンド期待したいね 飛び立てない僕らの始まりは今”という歌詞も印象的でした。

緑仙:マインドとしては「なんでですか?」と一緒なんですが、「Reject it now!」は拳を上げる感じがあって。疑問に思ったことを諦めてほしくないという気持ちもあるし、みんなに声を上げてほしいんですよね。意見を言うこともそうだし、実際に声を出すって怖いことじゃないですか。『ライブのグッズをみんなで考える企画』みたいな配信をやったときに、「“わーっ!”という声(声援/歓声)が鳴るグッズが欲しい」という意見があって、コメント欄も「それ欲しい!」という反応だったんです。最初は意味がわからなかったんだけど、どうやらライブ会場で声を出すのも怖いみたいで。ライブでもそうなんだから、普段の生活で声を上げるのはもっと大変だろうなと。でも弱気にはなってほしくないし、常に力強く生きてほしい!という気持ちを込めて、この曲の歌詞を書かせていただきました。

──サウンド的にもライブ映えしそうですよね、この曲。

緑仙:ライブのこともかなり意識してましたね。なので「独善食」「なんでですか?」「Reject it now!」が先に出来て。ちょっとバランスを考えて(ポップテイストの)「しあわせクッキー」をいきなり作ったりしました(笑)。「Reject it now!」はライブでこそ体感してほしい曲だし、僕自身もこの曲の演奏を生で聴きたいんですよ。

──そして7曲目の「リコネクト」は、緑仙さんが毎週火曜日のMCを担当しているラジオ番組『AuDee CONNECT』への思いを込めた楽曲。リスナーの皆さんとのつながりが緑仙さんにとって、どれだけ大きなものなのかが真っ直ぐに伝わってきます。

緑仙:リスナーさんもそうですし、スタッフの皆さんもそうですね。以前、“ちょっと生きづらいな”と感じていたなかで、自分の世界を広げてくれたのがラジオだったんですよ。自分がラジオでしゃべらせてもらうようになって、同級生の人とかが声だけで自分だと分かってくれて「ラジオ聴いたよ、すごいね」ってインスタのDMを送ってくれたこともあって。“ラジオって本当に人と人をつなぐんだな”と実感しているし、これからもよろしくお願いしますという気持ちを込めて書いたのが「リコネクト」の歌詞ですね。収録曲のなかで一番最初にチャレンジしたのが、確かこの曲で。自分でもビックリするくらい優しい言葉がいっぱい出てきたし、スタッフの方々にも「すごくいいね」と言ってもらえたんです。自分にとっても“純粋にラジオが大好きなんだな”と実感できましたね。

──歌だからこそ伝えられることがある、と。『イタダキマスノススメ』というミニアルバムのタイトルについては?

緑仙:全部出来上がってから決めました。ゴハンに関係する言葉がいいなと思って、いろいろ検索したり考えたりしてたんですけど、素直に“いただきます”がいいんじゃないかなと。ゴハンを食べるって生きるために必要なことじゃないですか。「音楽は生きるために絶対に必要か?」と言われるとそうではないけど、自分にとっては食事と同じくらい大事なもので。なのでミニアルバムのタイトルにも“今から食べ始めるよ” “ここからさらにがんばっていくよ”という気持ちを込めています。それは僕自身の話だから、リスナーのみなさんにとっては“なんのこっちゃ”かもしれないけど、しっかり覚悟を決めて始めるという気持ちでこのタイトルにしたんですよね。

──音楽の道をさらに突き進むという意思が刻まれているんですね。

緑仙:できれば毎回、この気持ちを持っていたいと思ってます。最初にもお話しましたけど、今はフェスに出ることが一番の目標になっていて。自分は音楽が好きだし、VTuberというコンテンツもすごく好きなんですよ。VTuberが音楽をやってるとどうしても色眼鏡で見られがちだし、それはしょうがないとは思うんだけど、自分たちが本気で音楽に取り組むことによって、少しずつ見え方が変わってくるといいなと。ボーカロイドみたいに、当たり前に存在できるようになるときがくると思うんですよ。VTuverの音楽が認知されていくなかで、僕自身も認められたらうれしいですね。

──期待してます! 11月には初のツアー<緑仙 2nd LIVE TOUR「緑一色」>が開催。「緑一色」は“リューイーソ”(麻雀の役)と読むんですよね…?

緑仙:“みどりいっしょく”と読みます。麻雀を知ってる人は“リューイーソ”と読むと思うので、引っ掛けですね(笑)。自分のカラーが緑だからこそ、会場が緑一色なったらいいなと思うし、それは自分のライブだからこそ見られる景色だろうなって。

──いいタイトルですね。ツアーへの意気込みは?

緑仙:1stライブでは21曲フルで歌わせていただいて。VTuberのライブにしてはMCもかなり少なかったんですが、リハから本気を出し過ぎて、本番後半で声が出切らない場面もあったんですよ。それは経験不足というか、慣れてなかったからだなという反省点もあって。今回はツアーだし、どうなるか本当にわからないんですが、さらに喉を大事にして臨みたいと思ってます。普段の配信では『100曲耐久』とかも頻繁に行ってるんですけど、ツアーの前はそんなことしてられないかも(笑)。そういう部分も含めて、ちゃんと音楽の人になっていけたらなと思ってます。

取材・文◎森 朋之

■2ndミニアルバム『イタダキマスノススメ』

2024年6月26日(水)発売
予約リンク:https://ryushen.lnk.to/itadakiPR
販売リンク:https://ryushen.lnk.to/itadakiWE

▲初回限定盤

▲通常盤
【初回限定盤(2CD)】TYCT-69296/7 2,970円(税込)
▼CD:DISC1 ※初回限定盤および通常盤共通
01.独善食
作詩:緑仙 作曲・編曲:加藤冴人
02.なんでですか?
作詩:緑仙 作曲・編曲:加藤冴人
03.友達代表宣言
作詩:緑仙・ぼっちぼろまる 作曲・編曲:加藤冴人
04.しあわせクッキー
作詩:緑仙・ぼっちぼろまる 作曲・編曲:eba
05. Blowin’ Wind is blowin’
作詩:藤林聖子・緑仙 作曲・編曲:eba
06. Reject it now!
作詩:緑仙 作曲・編曲:加藤冴人
07.リコネクト
作詩:緑仙 作曲・編曲:加藤冴人
▼CD:DISC2 ※初回限定盤
01.飾りじゃないのよ涙は
02.未来予想図 II
03.おしゃかしゃま
▼封入特典
<緑仙 2nd LIVE TOUR「緑一色」>イベントチケット優先販売申込券

【通常盤(CDのみ)】TYCT-60227 2,200円(税込)
▶CD:DISC1 ※初回限定盤および通常盤共通
▶封入特典 ※初回限定盤および通常盤共通

●CDショップ別購入者特典●
■にじさんじオフィシャルストア
・2形態セット購入:ミニ色紙(複製コメント入り)
・単品購入:緑仙手書きイラストステッカー2種セット
■UNIVERSAL MUSIC STORE
・2形態セット購入:アクリルキーホルダー
・単品購入:ホロ仕様トレーディングカード
■Amazon.co.jp:アクリルスタンド
■楽天ブックス:A4クリアポスター
■HMV:スマホサイズステッカー
■タワーレコード:2L判ブロマイド
■アニメイト(通販含む):缶バッジ(56㎜)

●共通特典:ポストカード1種●
▼対象店舗
・TSUTAYA
・ヴィレッジヴァンガード
・GAMERS
・とらのあな
・セブンネットショッピング

●応援店特典:告知ポスター●
応援店特典は、早期予約特典、CD ショップ別購入者特典、共通特典の対象店舗は対象外となります。購入希望店舗にご確認の上、お買い求めください。

■「なんでですか?」「独善食」「Blowin’ Wind is blowin’」「リコネクト」先行配信

▼デジタルシングル「なんでですか?」
2024年6月14日(金)配信開始
Lyrics:緑仙
Music & Arrangement:加藤冴人
配信リンク:https://ryushen.lnk.to/itadakiPR
歌詞:https://www.uta-net.com/song/355558/

▼デジタルシングル「独善食」
2024年5月31日(金)配信開始
Lyrics:緑仙
Music & Arrangement:加藤冴人
配信リンク:https://ryushen.lnk.to/dokuzenshokuPR
歌詞:https://www.uta-net.com/song/354549/

▼デジタルシングル「Blowin’ Wind is blowin’」
2024年5月4日(土)配信開始
Lyrics:藤林聖子・緑仙
Music & Arrangement:eba
配信リンク:https://ryushen.lnk.to/bwbPR
歌詞:https://www.uta-net.com/song/353455/
※2024年ベガルタ仙台応援ソング

▼デジタルシングル「リコネクト」
2024年3月27日(水)配信開始
Lyrics:緑仙
Music & Arrangement:加藤冴人
配信リンク:https://ryushen.lnk.to/reconnectPR
歌詞:https://www.uta-net.com/song/350200/
※JFN系列 全国33局ネット『AuDee CONNECT』火曜日テーマソング

■テレビ朝日系『musicるTV』4週連続特集

放送情報:テレビ朝日(毎週月曜日25:26~放送中)
※地域により放送日時は異なります。詳しくは番組HPにて
http://www.music-ru.com/
初回放送日6/17(月)25:26~
※放送時間は変更になる可能性がございます。

◼<緑仙『イタダキマスノススメ』アニメイト限定イベント>

対象店舗:アニメイト全店(アニメイト通販含む)
2024年8月31日(土) 都内某所
2024年9月07日(土) 大阪某所
2024年9月15日(日) 仙台某所
イベント内容:トークイベント+2ショット撮影会
対象:2ndミニアルバム『イタダキマスノススメ』初回限定盤/通常盤のいずれか1枚を全国のアニメイト店舗やアニメイト通販にて予約(全額内金)もしくは購入した方。

■ソロライブツアー<緑仙 2nd LIVE TOUR「緑一色(読み:みどりいっしょく)」>

▼2024年
11月02日(土) 福岡・電気ビルみらいホール
open17:00 / start18:00
11月10日(日) 東京・神田明神ホール
open17:00 / start18:00
11月16日(土) 宮城・仙台PIT
open17:00 / start18:00
出演:緑仙
▼チケット
●通常
・福岡(指定) / 東京(立見):¥9,000 (税込)
・仙台(立見):¥9,500 (税込/ドリンク代込)
●プレミアムチケット(数量限定)
特典:前方確約 / 終演後個別トーク / 2ショット撮影
・福岡(指定) / 東京(立見):¥17,600 (税込)
・仙台(立見):¥18,100 (税込 / ドリンク代込)
※未就学児全会場入場不可
【緑仙 2nd MINI ALBUM「イタダキマスノススメ」シリアル先行抽選】
受付期間:6月26日(水)12:00〜7月24日(水) 23:59
※どの形態・どの店舗でご購入いただいてもシリアルコードは封入されます。
※お1人様1シリアルにつき2枚までのお申し込みとなります。
※同一IDなら、異なるシリアルコードでも複数回お申し込みいただくことが可能です。
【総合・個人ファンクラブ先行抽選】
受付期間:7月31日(水)12:00〜8月14日(水) 23:59
【楽天チケット先行抽選】
受付期間:8月15日(木)12:00〜8月29日(木) 23:59
【一般販売(先着)】
受付期間:9月14日(土)12:00〜
(問)https://ticket.faq.rakuten.net/s/ask

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