岡山大学 職員対象の「大学院修学支援制度」を24年秋に始動 職員に “価値の創出” 求める【岡山】

岡山大学は、大学職員全体の専門能力を向上させるため、大学職員を対象にした「大学院修学支援制度」を2024年秋から始めると発表しました。

(岡山大学 那須保友学長)
「大学の教員は基本的には博士課程を経て、その知識によって新しい価値を生み出す訓練を受けている。業務が多様化、複雑化しており、大学職員が教員と同じレベルが求められている」

6月25日の定例会見で発表されたものです。

「大学院修学支援制度」は、大学の教員だけでなく、職員の専門能力の向上を図るため、大学院で学び、博士・修士号を取得することを支援するものです。大学院修学にかかる費用は大学が全額負担し、勤務時間内であっても優先して履修することができます。

岡山大学は、大学院を研究者、大学教員を育てるだけでなく、専門知識によって新しい価値を創出できる人材を育成する場所にすることが目的です。

(岡山大学 那須保友学長)
「大学院、修士、博士に行ったらこういう職業に就けるということを明確に見せたい」

岡山大学は、この取り組みによって学生の大学院に対するイメージアップにつながればとしています。

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