高知市の市営住宅で死亡の女性 身元と死因の特定を進める【高知】

6月24日午後、高知市の市営住宅で女性の遺体が見つかった事件で、警察では司法解剖をするなどして女性の身元と死因の特定を進めています。

24日午後、高知市十津の市営住宅の1階の部屋で、住人とみられる70代の女性が血を流して亡くなっているのを部屋を訪ねた福祉関係者が発見し、警察に通報しました。

警察によりますと室内には血のようなものがついた刃物が残されていたということです。警察では女性が事件に巻き込まれたものとみて、24日に引き続き現場検証を行うなどの鑑識作業を続けています。また、関係者によりますと、女性は入院中の夫と40代後半とみられる二男と3人で暮らしていましたが女性のケアマネージャーから「連絡が取れなくなり安否が分からない」との連絡を受けた福祉関係者が部屋を訪れた際には玄関や窓には鍵がかかっていて二男はいませんでした。

近くに住む人の話では女性はデイサービスに通っていて二男が身の回りの世話をしたりしていたということですが、24日から姿が見えないということです。

警察では、女性の司法解剖を行うなどして身元と死因を特定するなどして慎重に捜査を進めています。

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