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入札の情報を漏らした疑いなどで、町長が逮捕され辞職した、石川町の町長選挙が告示されました。
新人の2人が立候補して選挙戦となりました。
石川町の町長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも新人で、石川町の前の副町長・首藤剛太郎さん(59)と、会社経営・髙橋翔さん(36)です。
首藤さんは、入札制度を見直して再発防止をするなど、公正な町政運営の実施や子ども・子育て支援の充実を公約に掲げました。
首藤さんは第一声で「混乱した状態を一刻も早く正常化し、町民の皆さまからの町政の信頼の回復のために、私自身が仕事をさせていただけないか、その機会を与えていただけないかという思いで、この度立候補を決意したところでございます。」と訴えました。
髙橋さんは脱談合・脱不正、オープンでクリーンな町政をめざすと訴えて、入札制度にはAI技術を導入したいとしています。
髙橋さんは第一声で「我々が今回訴えるのは、脱談合、脱不正。この部分に焦点を置きます。新しく何かをやる前に、まずはこの足腰、土台をしっかり立て直さねばならないところまで来ました。」と訴えました。
新人による一騎打ちとなった町長選挙。有権者からは「不祥事で皆さんに迷惑かけていると思うので、それを無くして、皆がこう幸せに暮らせるような町にしていただければと思います。」「特色のある街づくり。他には無い、石川だからこんなのあるよ、そんな町づくりをぜひしてもらいたいです。」との声が聞かれました。
投開票は6月30日に行われます。