気仙沼さんま祭りin山形 資金不足と不漁で休止 東京・目黒の祭りは実施を目指す

震災後、復興支援として山形市で開催されている気仙沼さんま祭りが資金不足や不漁などを理由に2024年は休止することになりました。

気仙沼さんま祭りin山形と銘打ったイベントは、震災復興を目的に2012年から山形市で気仙沼のサンマを振る舞っていて、寄せられた寄付金は気仙沼市の学生の奨学金などに活用されています。

主催する山形気仙沼会によりますと、資金不足やスタッフ確保が難しくなったこと、ここ数年続くサンマの不漁などから休止にすると決めたということです。

サンマを提供する気仙沼市の関係者からは、山形市では休止になってしまったものの、サンマの水揚げ状況が不透明な中でも長く続く東京・目黒のさんま祭は何とか継続したいと話していました。

目黒のさんま祭気仙沼実行委員会松井敏郎会長「サンマの状況を見るとやむを得ないと思ってましたけどね。目黒区長ともその辺話するんだけどできるところまではやりましょうということですよね。どうなろうと準備だけはしてます」

東京・目黒のさんま祭は、10月13日に開催される予定です。

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