俳優の杉良太郎さんも講演 ダンスで健康に 都城市で健康一番プロジェクト

体を動かすことの重要性を知ってもらい、ダンスを通じて健康への意識を高めてもらおうというイベントが都城市で開かれました。

これは、ダンスによる健康づくりを推進しようと、厚生労働省が全国各地で行っているもので、都城市でのイベントには市内の高齢者などおよそ150人が参加しました。

イベントでは、高齢者の健康について研究する東京大学先端科学技術センターの特任研究員 宮崎敦子さんとジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデと共演するなど世界的に活躍するプロダンサー、Maasaさんが登壇。

ダンスが認知機能の改善につながることなどを伝えました。

続いて登場したのは、メンバーの平均年齢が71歳という大分県のダンスグループ、「JBRevolution」。
キレのあるヒップホップダンスを披露したあと、Maasaさんと参加者を交えて全員で音楽に合わせてダンスを踊りました。
(参加者)「とても楽しかった。ちゃんとダンスができた」「軽くなった体が、(今後も)やってみたいと思った。楽しくて元気になった」

最後は、俳優の杉良太郎さんが講演しました。

(杉良太郎さん)「健康で長生きしてほしいねというのは、病院でベットの上で苦しみながらずっと寝て最期を迎えてくださいというのはたまらん。だからやっぱりそれには体を動かすことだよ体を動かすのはほんとにいいことなんだよ」

イベントを通して参加者たちは、自分の健康について見つめ直していました。

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