ムバッペ退団のPSG、下部組織出身のバイエルンFWコマンの呼び戻しに興味?

キングスレイ・コマン 写真:Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するフランス代表FWキングスレイ・コマン(28)の獲得に興味を持っているようだ。

下部組織時代からプレーしたPSGでプロキャリアをスタートしたコマンは、ユベントスでのプレーを経て、2015年夏にバイエルンへ移籍。爆発的なスピードを生かしたドリブル突破を武器に今季もここまで公式戦27試合で5ゴール3アッシスとを記録した。

ドイツ『スカイ・スポーツ』などで記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、絶対的エースであるフランス代表FWキリアン・ムバッペがフリートランスファーでレアル・マドリード(スペイン1部)へ移籍したPSGがコマンの呼び戻しに興味を持っており、選手サイドと最初の話し合いを行ったようだ。

その一方で、クリスタル・パレス(イングランド1部)からU-23フランス代表MFミカエル・オリーズの獲得に迫っているバイエルンは、2027年夏まで契約を結んでいるコマンに適切なオファーが舞い込めば、届けば放出に応じる予定だという。

そして、バイエルンはフランス代表FWを4000万ユーロ〜5000万ユーロ(約68億4000万円〜約85億5000万円)と評価しているとのこと。プロデビューから11年連続でリーグタイトルを獲得していたものの、今季でその記録が途切れてしまったコマンだが、エースの後釜を探すフランス王者へと舞い戻るのだろうか。

© フットボール・トライブ株式会社