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建設業界における人手不足の解消や、生産性の向上を担う情報通信技術「ICT」を学ぶ講習会が、青森市で開かれました。
講習会には、県内の建設業者から14人が参加しました。ICT技術は、2024年問題に伴う働き方改革に向けて、建設業界でも導入が進められています。
【青森県県土整備部監理課 鈴木真衣主事】
「今までは、熟練の技や、機械を操縦するだけでもかなり年数が必要だと思うんですけれども、ICT機械を使うことで、若い人でも操作ができるようになる」
25日には、参加者たちがICT技術を使った施工の流れを実際に体験しました。
ショベルカーは、人工衛星から位置情報を入手し、3Dの設計データと組み合わせます。そうすることで、半自動でアームを制御し、簡単な操作だけで正確に作業を進められます。
【三戸町からの参加者】
「難しいなという印象はあったんですけど、オートでやれる機械だったので、施工するには楽になるのかなと思いました」
「コストダウンしてもらえれば、現場でも導入しやすくなるんじゃないかなとは思っています」
講習会は、県と県建設業協会が主催していて今回で5回目です。