青森山田高校出身のパリ五輪代表 バド・永原選手と近代五種・佐藤選手が壮行式

開幕までおよそ1カ月に迫ったパリオリンピックの話題です。青森山田高校を卒業した代表内定選手2人が、25日に母校を訪れ、壮行式が開かれました。

青森山田高校を訪れたのは、バドミントン女子ダブルスのナガマツペアでおなじみ、北海道出身・永原和可那選手。そして水泳・フェンシング・馬術に加え、射撃とランニングを組み合わせた種目を1人で行う近代五種の代表に選ばれた、青森市出身・佐藤大宗選手の2人です。

壮行式では、選手たちのこれまでの活躍や競技の紹介をまとめた映像が流れました。バドミントンの永原選手は東京オリンピックに続く2度目のオリンピック出場。生徒からモチベーションの保ち方について質問を受けると…

【バドミントン 永原和可那選手】
「オンとオフの切り替えは大切にしています」
「自分が何のために今頑張っているのか、常に明確に持ちながら過ごしていきながら、オンとオフを切り替えてやっていくのが大事」

また、オリンピック初出場の佐藤選手は、近代五種で日本人初のメダル獲得を目指します。

中学・高校合わせておよそ1000人の生徒たちに送り出された両選手。壮行式の後、青森山田時代に所属していた部活動の後輩たちと記念撮影をするなど、短い時間のなかで交流しました。

【バドミントン 永原和可那選手】
「生徒さん1人ずつの目の輝きがすごくギラギラしたものがあって、高校生って良いなと感じましたし、またここから青森山田出身の人がオリンピックに出てほしいなという気持ちできょうはいました」

【近代五種 佐藤大宗選手】
「オリンピックで歴史を変えるのが目標なので、一番良い色(のメダル)を取れた時には、この映像を見れて良かったな、この人たちに会えて良かったなと思える試合をしていきたいと思っているので」

パリオリンピックの開会式は、7月26日です。

© 青森朝日放送