リウ・イーフェイの人気ドラマ「玫瑰的故事」、脚本家が語る運命的な一致

リウ・イーフェイ(劉亦菲)が主演した中国ドラマ「玫瑰的故事」の脚本家が、ヒロインの人物像をリウ・イーフェイが美しく完成させたと語った。

香港の人気作家・亦舒(イーシュー)の同名小説を映像化した「玫瑰的故事」は、1人の女性が恋愛、結婚、仕事と人生の選択と成長の中で定義にとらわれず勇気をもって挑戦する姿を描くストーリー。数々の人気ドラマを担当し、最近の仕事ではシャオ・ジャン(肖戦)主演の「驕陽伴我」を手がけた脚本化のリー・シャオ(李瀟)が作品について語った。

リー・シャオによると、脚本の執筆段階ではヒロインを誰が演じるのか知らされていなかった。そのため、説得力のある女優が演じなければ、脚本が描くヒロインのイメージとの間に大きな差ができ、駄作のレッテルを貼られてしまうと心配だったという。その後、リウ・イーフェイの起用を知り、ヒロインのイメージと遜色のない美貌もさながら、やや内気で控えめなリウ・イーフェイが入念な下準備を経て、若い頃には快活で天真らんまんなヒロインを違和感なく演じたことに、「役柄に生命力を吹き込んでくれた」と語った。

原作小説でヒロインの名前は「黄玫瑰」だが、ドラマでは「黃亦玫」と変更された。リー・シャオによると、原作小説は1981年に発表されたため名前が現代的ではないので、原作者の名前から1字を取って変えた。その後、ヒロインに起用されたリウ・イーフェイの名前にも「亦」の字があり、運命的なものを感じたという。

「玫瑰的故事」ではヒロインの夫役をケニー・リン(林更新)が演じているが、原作小説では非常に平凡なキャラクターで、多くの俳優が選びたがらないような役どころのため、リー・シャオは「挑戦の連続だったと思うし、本当に敬服する思い」と語った。(Mathilda)

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