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大豆など植物性の原料でつくるお肉のような食べ物「代替肉」が、健康志向の高まりなどから近年注目されています。長野県と、県内の食品メーカーなどでつくる研究会も開発に乗り出しています。
ガパオライスにナゲット。一見、普通の肉を使った料理のようですが、使われているのは大豆など植物性の原料で作られた「代替肉」です。
食べた人:
「お肉よりやや柔らかいかなと思いますけど、何の違和感もなく、とてもおいしい」
健康志向の高まりや環境への負荷の低さなどから近年注目されている「代替肉」。県と、県内の食品メーカーなどで作る研究会が県産の新商品の開発に乗り出すことになり、25日、初めての会合が開かれました。
県内の酒蔵の酒粕など、これまで使われていなかった「残さ」を活用し、代替肉の開発を目指します。
25日は、市販されている「代替肉」を使った食品も試食。開発のイメージを膨らませていました。
大豆ミートのナゲットを試食:
「お肉らしく感じました。(大豆は)後味にほんのり香りますけど、言われなかったら分からない」
「お子さんとか、お年をお召しの方とか、逆に食べやすいのかな」
フードテック分科会・吉沢利恵会長(信州ハム 研究開発室長):
「肉の食感を出すようなものが活用できると、代替肉として使う幅が広がるかなと」
研究・試作を重ね2026年度中の商品化を目指すということです。