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海藻類が枯れてしまう、いわゆる”磯焼け”が進む静岡県伊東市の海で豊かな自然を取り戻そうと、ダイバーたちが海藻の一種「カジメ」を植え付ける作業を行いました。
伊東市富戸周辺の海では10年ほど前からいわゆる”磯焼け”が進み、現在はほとんど海藻類がなく岩肌が露出している状態で、漁業への影響などが懸念されています。
カジメを移植する活動は豊かな海を取り戻そうと地元の漁協やダイビング事業者などで作る協議会が始めました。
6月25日はダイバーたちが県の研究所で育てられたカジメの幼体 約50本を移植用のプレートにつけ、港内の海に沈めました。
富戸藻場再生協議会・猪狩克裕さん:
ここは漁以外にもレジャーダイビングも盛んな場所で観察できる生物もどんどん減って来て、変わってきてしまってるので元の環境に少しでも戻せないかなってことで始めました
移植されたカジメは順調に育てば約2年で長さ60cmほどにまで成長するということです。