松本人志さん後輩 出版社を訴える “飲み会”記事は「名誉毀損」

25日に東京地裁で行われた名誉毀損裁判。
その第1回口頭弁論後に、原告であるお笑いコンビ・クロスバー直撃の渡邊センスさんを取材しました。

クロスバー直撃・渡邊センス氏:
(きょうの裁判について)すみません。時間がないので申し訳ないです。(一言いただけないでしょうか?)…。(松本さんからは何か言われた?)…。

この裁判の発端は、ダウンタウンの松本人志さんが高級ホテルのスイートルームで開いた飲み会で、渡邊さんら後輩に女性を選別し上納させていたなどと伝えていた写真週刊誌「FRIDAY」の記事。

記事によると、女性・A子さんは、渡邊さんから「VIP」との飲み会があると誘われたといいます。

A子さんは、友人のB子さんと飲み会に参加。
その後、松本さんとB子さんの3人で酒を飲んでいる際に、馬乗りになった写真を撮ったとされています。

クロスバー直撃・渡邊センス氏:
これを読んだときに僕は正直、なんだこれは、何が書いてあるのという気持ちになって、発言や行動や全部踏まえて。

A子さんとされる女性とのSNSでのやり取りを示しながら、記事の内容を真っ向から否定しました。

その上で、渡邊さんは記事によって名誉を傷つけられたとして、「FRIDAY」の発行元である講談社を提訴したことをSNSで、「FRIDAYさん。僕はもう動かないと思ってましたか?許す訳ないじゃないですか。ずっと準備してましたよ。装填完了。」と明らかにしたのです。

そして、25日に開かれた第1回口頭弁論で、渡邊さん側は記事の内容について「全て虚偽でねつ造」とした上で、「一般読者の嫌悪感や不快感をあおり、社会的評価を奈落まで落とすもの」と主張したのです。

「FRIDAY」側に求めるのは、1100万円の損害賠償と記事の訂正。

対する「FRIDAY」側は争う姿勢を示し、詳しい主張は今後行うとしています。

渡邊さんは裁判終了後、自身のSNSを更新し、25日の裁判について「法廷に入り、こちらの弁護士さんらと僕の4人で席に座った。相手の席には誰もいない。来ない。口頭弁論は30秒で終了。『はや』それが今日唯一、発した言葉。」とつづりました。

渡邊さんの投稿を松本さんはリポストし、18日ぶりの反応を示しました。

次回の協議は、8月26日に非公開で行われます。

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