山梨ならではのおもてなしを 女将らが“フルーツカッティング”学ぶ 山梨県

山梨のフルーツを生かした“おもてなし”を学ぼうと、県内の旅館やホテルの従業員を対象にしたフルーツカッティングの講習会が25日、甲府市で開かれました。

この講習会はフルーツの産地・山梨ならではの“おもてなし”を学ぼうと、県内の旅館やホテルの女将らでつくる「やまなし女将の会」が企画しました。

県内在住のフルーツカット専門家、村上しずかさんが講師を務め、フルーツのカットや盛り付けを実演。

メロンやオレンジの飾り切りに県産のサクランボとシャインマスカットをアクセントにして、皿やカップなどの器に合わせて美しく盛り付けていきました。

また、村上さんはフルーツをカットするポイントとして、「おいしさが詰まった果汁が出ないように、ナイフは力強く握らない」などと参加者にアドバイスしていました。

講習会の参加者は

「おいしさが本当に逃げていなくて今もずっと食べています」「(フルーツカットで)皆さまに喜んでもらいたいと思います」

フルーツカット専門家 村上しずかさん

「フルーツカットでひと手間加えると、よりおいしく感じたり付加価値を上げて提供できることを体感してもらえたと思います」

主催した「やまなし女将の会」では「講習会をきっかけに、美しいフルーツカットが山梨のおもてなしとして主流になれば」としています。

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