Z世代と呼ばれる人たちの動向に詳しい原田曜平さんが講演し、大分の経営者らに採用につなげるための戦略をアドバイスしました。
原田曜平さん
「俺の親父かっこよくない?キムタクにも負けてないでしょ?・・・てことは、そのDNAを引き継いだ俺は、みたいなことが言いたいわけですよ。これが間接自慢。自己承認欲求バリバリですから」
と、ユーモアを交えて10代から20代前半のいわゆるZ世代について話すのは講師の原田曜平さん。
その「Z世代」のほか「さとり世代」や「伊達マスク」などの言葉の生みの親で、若い人たちの消費動向にも詳しいマーケティングアナリストです。
25日のセミナーは少子化などで若手の人材確保に困っている企業が多いことから県が初めて開催したもので、中小企業の経営者らおよそ150人が参加しました。
原田さんはその世代の人たちの行動や使っているSNSの特徴などを紹介し、若い人が求める仕事と生活の両立、ワークライフバランスやSNSを使った積極的な情報発信などの重要性を伝えました。
建設会社社長(50代)
「難しい・・・でもためになった。TikTokとかYouTubeとかこちらが勉強しておかないとついていけないのかなって」
自動車販売店社員(30代)
「年齢の高い先輩社員と入って来たばかりの新入社員とでは全然(考え方も)違うのでやっぱり「あ~」って思うことが多かった」
大分県は8月以降も採用担当者向けのセミナーや講座を開く予定です。