ドロドロ大庭家、鷲尾真知子が予告「犬神家の一族になります」

戦後の東京に生きるヒロイン・猪爪寅子が法曹界でたくましく生きる様を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。6月25日放送の第62回では、遺産を巡る泥沼展開を受け、梅子の義母・常役を演じる鷲尾真知子のコメントが話題となっている。

大庭常役・鷲尾真知子 (C)NHK

遺言書の検認をする場で、級友・梅子(平岩紙)と再会した寅子(伊藤沙莉)。寅子は再会を喜び、梅子を轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)の事務所へと連れて行く。そこで寅子たちは、離婚するつもりだった夫・大庭が倒れ、長年梅子が介護をしていたことを知る。

そんななか轟とよねの調査で、大庭の愛人・すみれ(武田梨奈)が遺言書を偽造していたことが判明。改めて遺産相続について話し合うなか、息子たちから相続の放棄を求められる梅子だが、「私は放棄しませんよ」とはっきり主張するのだった。

梅子の亡き夫の妾・すみれを問いただす轟。写真左から、よね(土居志央梨)、轟(戸塚純貴)、すみれ(武田梨奈)、梅子(平岩紙)(C)NHK

今回の放送では、すみれが持ってきた遺言書が偽造であることが発覚し、遺産争いが激化。話し合いが収束することはなく、長男の徹太(見津賢)や次男の徹次(堀家一希)が互いの権利を主張する泥沼状態が描かれた。

一連の流れを受け、SNS上では「家族間遺産相続争い(泥沼)怖い・・・」「大庭家の一族怖いよー」「これから大庭家骨肉の争いが始まる・・・でも今日の梅子さんは自分でちゃんと言った!」など、大庭家の争いに震える視聴者が続出。

さらに、直後に放送された情報番組『あさイチ』には、梅子の義母・常役を演じる鷲尾真知子がゲスト出演。MCの博多大吉が「明日『犬神家の一族』みたいにならないよね?」とコメントし、華丸が「もうドロドロして・・・」と話を振ると、鷲尾が「もう『犬神家の一族』になりますよ」と宣言。スタジオは笑いに包まれていた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。6月26日放送の第63回では、梅子が息子たちで遺産を均等に分けることを望むが、徹太はほかの兄弟に相続放棄を迫る。

文/つちだ四郎

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