【ヤクルト】長岡秀樹 痛恨落球で先制点献上…燕党も落胆「擁護できん」

ヤクルト・長岡秀樹

ヤクルト・長岡秀樹内野手(22)が25日の広島戦(マツダ)で痛恨の落球を犯し、先制点を献上した。

試合は先発した高橋奎が5回まで6安打を許しながら無失点。ただ、相手先発・森下の前に打線が6回までわずか2安打と沈黙し、0―0のまま6回裏を迎えた。ここまで粘投を続けてきた左腕を援護するためにも二死一、二塁のピンチもしのぎたかったが、まさかのミスが飛び出してしまった。

高橋奎が投じた初球のカットボールを二俣が打ち上げ、平凡な内野フライに。二俣も打った瞬間にガクッと肩を落とすようなしぐさを見せたが、落下地点に入った遊撃手の長岡はグラブに当てながら落球…。二死だったこともあり、塁上の走者は走り、二走の上本は難なく生還し、待望の先制点を相手に与えてしまった。ピンチは二死二、三塁まで広がり、次打者の会沢に左前へ2点適時打を浴びてこの回3失点だ。

2022年にゴールデン・グラブ賞を初めて獲得したが、今季はこれで7失策目。ヤクルトファンもガッカリしたようでSNS上には「雨と照明が目に入ったんか?」「打棒で取り返せ」といった声が上がった一方「今までの信頼が全部消え去るエラーだよ長岡」「戦犯すぎるやろ」「信じられないミス」「擁護できん」「長岡3失点」などと手厳しかった。

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