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半世紀に1度だけしか見ることが出来ないようです。山口県阿武町の国道沿いに、リュウゼツランがつぼみを付けています。
阿武町宇田郷地区、国道と平行して、JR山陰線が走っています。その間に半世紀に1度しか開花しないといわれる、リュウゼツランが立っています。近所の人から話を聞くと先月15日ごろから、株の真ん中にある太い茎がぐんぐん伸び始めたそうです。
近所の人
「見つけたのが3メートルぐらいの時に見つけたから、それから倍の高さになったね1月ぐらいたって」
大きくなる前は葉がもくもくして、勢いがあったそうです。
近所の人
「私が撮った1番最初の写真です。大きなアスパラガスって感じやね」
今では5メートル以上あり、列車の屋根より高くなっています。枝の先には緑のつぼみが付いていて、近所の人も今か今かと花が咲くのを楽しみにしています。50年以上前、1970年ごろ国道が開通し、そのときに、この辺りは花壇として整備されたそうです。通行量が多く危ないということで今は花壇としては使われていません。花壇だったころ誰かが植えたのではということです。
花が咲くのがいつになるか分かりませんが、萩市の樹木医によると花が咲いた後は茎が枯れて徐々に崩れるため、交通には影響ないだろうということです。ドライバーや列車の乗客も花が咲くのを楽しみにしているようです。