【中日】投手戦を制し今季13度目の完封勝利で2連勝 小笠原慎之介が7回無失点で3勝目 板山祐太郎が決勝打でガッツポーズ

【画像】打線に思案する立浪和義監督

プロ野球セ・リーグ 中日1ー0阪神(25日、倉敷)

5位タイの中日は、投手戦を制し阪神を1対0で破り2連勝を飾りました。

先発はチームトップの防御率2.18(試合前)を誇る、小笠原慎之介投手。初回、ヒットを許しましたが、無失点で抑えます。

4回、中日は板山祐太郎選手のセンター前ヒットと、2つの四球で2アウト満塁のチャンスを作ります。しかし加藤匠馬選手がフルカウントから空振り三振で得点を挙げることができませんでした。

その裏、小笠原投手は2アウト1、2塁のピンチを招きましたが、梅野隆太郎選手をショートゴロに打ち取ります。

雨が降りしきる倉敷。試合が動いたのは8回。2アウトの場面で田中幹也選手がライト線ギリギリへヒットを放つと一気に3塁に駆け込みます。すると続く、板山祐太郎選手がライトへ先制タイムリーを放ち、ガッツポーズを見せます。

小笠原投手は7回、97球を投げ被安打5、5奪三振、与四球2、無失点の好投。後を受け継いだ松山晋也投手が8回を「0」に抑えると、“絶対的守護神”マルティネス投手が2アウト1、2塁のピンチを背負いますが最後は糸原健斗選手から空振り三振を奪いゲームセット。阪神打線を無得点に抑え完封リレーで、今季13度目の完封勝利を飾りました。

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