沖縄の米空軍兵士を少女誘拐と不同意性交の罪で3月に起訴 林官房長官「起訴の日に米大使に再発防止など申し入れた」

沖縄に駐留するアメリカ軍兵士が、少女に対するわいせつ目的の誘拐と不同意性交の罪で今年3月に起訴されていたことがわかり、林官房長官は、アメリカ側に綱紀粛正と再発防止の徹底を申し入れたことを明らかにしました。

起訴されたのは、沖縄に駐留するアメリカ空軍の兵長、ブレノン・ワシントン被告で、去年12月、沖縄県内で16歳未満の少女を車で連れ去り、自宅で性的な暴行を加えたとして、今年3月に起訴されました。

林官房長官
「このような事案が発生したことは極めて遺憾であり、本年3月の起訴を受けて同日、岡野外務事務次官からエマニュエル駐日米国大使に対して遺憾の意を申し入れるとともに綱紀粛正および再発防止の徹底について申し入れたところでございます」

林官房長官はきょう(25日)午後の会見で、起訴後すぐアメリカ側に申し入れを行ったことを明らかにしたうえで、「今後もアメリカ側に対して、さまざまな機会に事件事故防止の徹底を求めていく」と述べました。

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