【丸亀製麺】渋谷ポップアップストアは盛況も、新商品「うどーなつ」300円にガッカリのワケ

(C)サイゾーウーマン

うどんチェーンで大きなシェアを占めている「丸亀製麺」。6月25日から新商品が登場すると聞き、いち早くポップアップストアを訪れ、試食してきました!

※2024年6月25日時点の情報です。
※価格はすべて税込み。
※店舗によって内容・価格が異なる場合があります。
※最新情報は各店公式サイトをご確認ください。

目次

丸亀製麺、新メニュー「丸亀うどーなつ」発売開始
限定「丸亀うどーなつ もっちもち満喫セット」300円を実食
「丸亀うどーなつ」の価格設定にガッカリ

丸亀製麺、過去最高売り上げを記録! 6月25日から新メニュー「丸亀うどーなつ」発売開始

全国に800店以上を構え、数あるうどんチェーンの中で店舗数トップをひた走る「丸亀製麺」。今年5月に運営会社のトリドールホールディングスが発表した2024年3月期決算によると、「丸亀製麺」の売上高は1,148億5,600万円(前期比12.5%増)、事業利益は183億5,100万円(57.9%増)で、過去最高を記録したそうです。

そんな「丸亀製麺」は、2021年4月に発売したテイクアウト商品「丸亀うどん弁当」が累計4,200万食を突破。また、昨年5月に提供を始め、約2カ月半で累計販売数250万食を超えるほどの人気を呼んだ「丸亀シェイクうどん」の新たな味が今年4月に登場するなど、定期的にヒットメニューを生み出しています。

6月25日からは、構想約3年にわたって試作を繰り返した末に誕生した、うどんを使った「丸亀うどーなつ」の販売がスタート。

一口サイズのドーナツが袋に5個入っており、味のラインアップは以下の2種類。プレーンの「丸亀うどーなつ」に、きび糖とカレーの2つの味から好きなフレーバーを選んで自分でパウダーを袋に入れてよく振って味付けするスタイルの商品です。

・『丸亀うどーなつ きび糖味』300円
・『丸亀うどーなつ やみつきカレー味』300円

なお、店舗での販売に先がけ、今月19~23日の5日間、東京の「丸亀製麺」渋谷道玄坂店が「丸亀うどーなつ屋」に様変わりし、「丸亀うどーなつ」を一足早く提供。ポップアップストア限定のアレンジを楽しめるということで、実際に店に行ってきました!

限定「丸亀うどーなつ もっちもち満喫セット」300円、カレー味を食べて感動!

(C)サイゾーウーマン

店に着くと、入り口に列ができており、店内は大盛況。10~40代の女性客が多い印象で、中にはカップルで着ている人も数組いらっしゃいました。

なお、「丸亀うどーなつ屋」で販売されているのは、「丸亀うどーなつ もっちもち満喫セット」300円のみ。プレーンの「丸亀うどーなつ」3個と、きび糖味、 やみつきカレー味がそれぞれ1個ずつついており、そのほか17種類のトッピングから3つ、7種類のソースから1つを自由に選べるというお得なセットです。

(C)サイゾーウーマン

1人1つトレーを持って、セルフで好きなトッピングを取っていくスタイルで、ズラッと並ぶトッピングにテンションが上がります。

すべて選び終え、会計を済ませると、店員さんがガチャガチャを1回回せるコインを手渡してくれました。

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そうして、店員さんが奥の飲食スペースへと案内してくれ着席。天井にはカラフルな提灯が下がっていて、レトロかわいい空間になっています。

「丸亀うどーなつ もっちもち満喫セット」300円と、ガチャガチャ用のコイン(C)サイゾーウーマン

こちらが、私が選んだ「丸亀うどーなつ もっちもち満喫セット」300円。トッピングは、生クリーム、フルーツミックス、バニラアイス、チョコレートソースを選びました。

サーターアンダギーみたいな見た目(C)サイゾーウーマン

まずはなにもつけずにパクり。フォークを差した時点でもちもちなのは感じていたんですが、いざ歯を入れると、想像以上にふわふわかつもっちもちで、このままでも十分おいしい! 沖縄の伝統郷土菓子「サーターアンダギー」みたいな見た目ですが、こちらはカリカリ感はなくしっとりとしています。

小さい頃に祖母が作ってくれた、ホットケーキミックスで作るドーナツのような素朴さもありつつ、生地に白だしも含まれているからか、ほんのり甘くて風味もきいているので、懐かしさ感じながらも、ほかでは味わえない食感のドーナツだと思いました。

ミスタードーナツの「ポン・デ・リング」ほど“コキコキ感”はないので、ホットケーキと「ポン・デ・リング」の間くらいの食感といいましょうか……。

ミニパフェを作ってみた(C)サイゾーウーマン

続いて、バニラアイス、フルーツミックス、生クリームでミニパフェを作って食べたところ、こちらも間違いなくおいしかったです。ただ、期待を上回る感動はなかったので、もうちょっとトッピングで冒険すればよかったと反省……。

25日から発売を開始した「きび糖味」(右)と 「やみつきカレー味」(左)と(C)サイゾーウーマン

そして、「丸亀製麺」で25日から発売されるのが、こちらの 「きび糖味」(右)と「やみつきカレー味」(左)です。

まず、「きび糖味」は、さとうきびを使っているからか、砂しっかりまぶしてあるわるにやさしい甘さで、そこまでくどさは感じませんでした。

続いて、「やみつきカレー味」は、スパイスがしっかりきいていて、結構本格的な味に感動! 甘いものを食べてしょっぱいものが欲しくなっていたところだったので、味変にもぴったりでした。

もちもちしたドーナツとカレー味の相性が良く、この生地のカレーパンがあったらおいしそうとも思った次第です。

丸亀製麺、「丸亀うどーなつ」300円の価格設定にガッカリのワケ

飲食スペースの壁に傘られていた、レトロな看板たち(C)サイゾーウーマン

今回、ポップアップストアで「丸亀うどーなつ もっちもち満喫セット」を食べてみて、「この値段でこんなに楽しめるとは!」と、味・内容ともに大満足だったのですが、それゆえに、実際で店舗で提供されるのは、同じ300円でも「きび糖味」と「やみつきカレー味」の2種類だけという点には、ややガッカリ。

「もっちもち満喫セット」の価格設定が350円だったり、逆に「きび糖味」と「やみつきカレー味」が280円とか安く販売されるのであれば、また違ったのかもしれませんが……。

種類豊富なトッピングの中から自由にカスタムして自分だけのドーナツを作れるというのは、小さなお子さんは絶対好きなはずですし、「丸亀製麺」のお店でも曜日限定とかで「もっちもち満喫セット」を販売してくれたらいいのに……と思ってしまいました(間違いなく店員さんの負担は増えそうですが)。

もしくは、「丸亀うどーなつ屋」を常設し、食事メニューとして「丸亀シェイクうどん」も併せて販売するとか……「丸亀製麺」さん、いかがでしょう?

レトロでポップな内装もかわいく、女子ウケがいいことは間違いなさそうですから、女性がふらっと入って食事しやすい店としての「丸亀うどーなつ屋」の展開を期待したいところです。

テーブルの仕切り部分には、懐かしいアヒルさんたちも並んでいました(C)サイゾーウーマン
ガチャガチャの景品。筆者はるんもっちのアクリルキーホルダーが出ました(C)サイゾーウーマン

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