『ユニバーサルデザイン』eスポーツ大会 全国14介護・福祉施設など【熊本】

年齢の違いや障害のある・なしにかかわらず、誰もが参加できる大会となっています。

全国14の介護・福祉施設などをオンラインでつないで『ユニバーサルデザイン』のeスポーツ大会が開かれました。

手作りの応援グッズを手に盛り上がりを見せているのは…。

熊本市東区の介護施設『Let’s(レッツ)リハ!健軍店』に通う70代から90代の利用者約30人。

全国14の介護施設や福祉施設、地域の高齢者サロンをオンラインでつないだ『UDe(ユーディーイー)‐スポーツ』の全国大会に25日、参加しました。

『UDe(ユーディーイー)‐スポーツ』とは、年齢の違いや障がいのある・なしにかかわらず誰もが参加し、楽しめるように工夫されたユニバーサルデザインのeスポーツのこと。

ボタンを押して簡単に参加できる徒競走やじゃんけん、玉入れ競争のゲームを楽しんでいました。

【参加者】
「このプログラムは初めてですけどすてきでした。楽しみました」
【参加者】
「楽しい。みんなでわいわい言いながら…頭の体操にもなるし、それで体も動かすでしょ」

【Let’sリハ!健軍店 介護福祉士 一丸 愛弓さん】
「認知機能の低下予防だったり楽しんで取り組んでもらえるという点で、ものすごくいい。レクリエーションの一環として今後も取り組みたい」

イベントを主催した合志市のUDe‐スポーツ協会によりますと、全国で約120の施設が『UDe‐スポーツ』を導入し、認知症予防などに活用しているということで、「今後もオンラインの大会などを通じて利用者同士の交流を深めたい」としています。

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