マッチングアプリで知り合い、もうけ話 暗号資産1400万円をだまし取られる 兵庫・西宮の30歳男性

兵庫県警甲子園署=西宮市甲子園七番町

 25日、兵庫県西宮市の無職男性(30)が「マッチングアプリで知り合った相手にもうけ話を持ちかけられ、暗号資産(仮想通貨)で計約1400万円相当をだまし取られた」と県警甲子園署に届け出た。同署が詐欺事件として調べている。

 同署によると、男性は4月中旬、マッチングアプリで知り合った何者かから、無料通信アプリLINE(ライン)で「通販サイトの経営をしないか」ともうけ話を持ちかけられ、6月下旬までの間に、指定されたアドレスに計約1400万円相当の暗号資産を送金したという。

 男性が同サイトで出金しようとしたところ、カスタマーサポートから「マネーロンダリング(資金洗浄)の可能性がある」などと指摘され、同署に相談して詐欺被害が発覚したという。

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