両陛下、国賓として歓迎式典に出席 英チャールズ国王とカミラ王妃が出迎え

イギリスを訪問中の天皇皇后両陛下は、滞在4日目、国賓として歓迎行事などに臨まれました。

現地時間25日の正午前、宿泊先のホテルでウィリアム皇太子に出迎えられると、両陛下はにこやかに懇談されました。

イギリス到着後、初めて姿を見せた皇后さまは、陛下と共に歓迎式典に向かい、会場の「ホース・ガーズ」ではチャールズ国王とカミラ王妃に迎えられました。国歌演奏のあと、41発の祝砲が鳴らされ、日本の歌「さくらさくら」が演奏される中、天皇陛下はチャールズ国王とともに儀仗(ぎじょう)兵を閲兵されました。

式典後、天皇陛下は国王と、馬アレルギーのため白いマスク着用の皇后さまは王妃と馬車に乗り、バッキンガム宮殿へとつながる大通り「ザ・マル」をパレードされました。

沿道には日英両国の人々や観光客らが集まり、旗などを振ると、両陛下はにこやかに手をふられていました。

その後、バッキンガム宮殿では国王主催の昼食会が行われ、天皇陛下にはイギリス最高位の勲章「ガーター勲章」が贈られました。明治天皇以来、5代続けての日本の天皇への授与となり、国王夫妻主催の晩さん会で初めて着用されると見られます。

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