【フィリピン】ネクスジェンの上場計画、証取承認[公益]

フィリピン証券取引所(PSE)は24日、再生可能エネルギーや農業技術開発を手がけるネクスジェン・エナジーの新規株式公開(IPO)計画を承認したと発表した。7月16日に中小・新興企業ボードに上場し、最大5億8,000万ペソ(約15億7,000万円)を調達する。

1株当たり最大1.68ペソで最大3億株を公募する。応募超過時には親会社で持ち株会社のピュア・エナジー・ホールディングス(PEHC)の保有株から最大4,500万株を追加で公開する。公募期間は7月1~8日を予定する。

証券会社チャイナバンクキャピタルが引受会社、インベストメント&キャピタル・コーポレーション・オブ・フィリピン(ICCP)が共同主幹事を務める。

ネクスジェンは向こう10年で出力235万キロワット以上の再エネ発電設備を開発する計画を示している。IPOで調達した資金はマニラ首都圏北西のサンバレス州や近郊ブラカン州などで手がける太陽光・風力発電所の開発に充てる。

© 株式会社NNA